saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(12)

(12) ( 蓄積された思考や 積み重ねられた記憶が、エゴの感覚を生み出す −−− そして、それが あなただ ) 次のことを 実験してみなさい。 自分を 自分の過去全体から 切り離す −−− 記憶を消す ということだ。 あなたは 自分の親が 誰だか知らない。 あなたは …

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(11)

(11) ( ただ 食べること −−− そうすれば、食べることが瞑想になる −−− なぜなら、もし言葉なしでいれば、あなたは 観照者になるからだ ) もし頭の中に 言葉があれば、あなたは 思想家になる。 もしあなたが 言葉なしでいれば、否応なく −−− 他にどうにもなり…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(10)

(10) (…花が そこに在り、あなたが そこに在るとき 「この花は きれいだ」と言うことさえ不可能だ。 あなたは現在の瞬間において、どんな判断も 打ち出すことはできない。 あらゆる 判断、言い訳は 過去のものだ ) もし私が「あなたを愛している」と言えば …

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(09)

(09) ( マインドとは、あなたの過去、あなたの 記憶のことだ。 その過去が、現在という瞬間に 入ってきた ) そしてあなたは、未経験の事実を 壊してしまった。 すると それは 歪められてしまう。 もはや そこに花は ない。 花それ自体の事実は、もう そこに…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(08)

(08) ( その時、観ることは 受け身の気づきになる。 覚えておきなさい −−− 受け身だ ! ) 考えるというのは 能動的だ。 あなたは 何かをしている。 そして あなたが 何かをしていたら ただの受け身ではない。 あなたは 鏡のようではない −−− 何かを している…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(07)

(07) ( もしあなたが 判断しなければ 考える ということは あり得ない。 もし 判断しないなら、ただ気づきを 保ったままでいられる −−− が、 考えることは できない ) 花が ここにある そして、私があなたに「見なさい。 しかし考えてはいけない。 その花を …

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(06)

(06) ( 何であれ、あなたが すること −−− あなたの 愛、セックス、友情 −−− 全てが完結していない ) そして、もしあなたが 周辺に留まるなら それらの行為を 全一なものには できない。 それでは、 どうやって 自分自身の内に センタリングするか ? 周辺でな…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(05)

(05) 五十年間の経験、美しい経験、醜い経験、だが それらは 終っていない。 全てが 終わらずじまいだ −−− だから、あなたは もう終ってしまった五十年もの 長い過去を、引きずり続けている。 その 終ってしまった過去が 現在という この一瞬の上に のしかか…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(04)

(04) ( もし あなたが 周辺から愛するとすれば あなたの愛は 決して 全一ではあり得ない −−− それは 常に 部分的だ ) そして、それは 多くのことを 意味している。 というのも、もし愛が 部分的なものなら 残りのスペースは 憎しみで満たされているからだ。 …

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(03)

(03) (ただ、あなたに 中心がないからだ。 あなたは ただ周辺にいて、その周辺に 同化している ) 周辺は あらゆる物事 −−− 起こる 全てのことに、心動かされる。 それは、あなたの 境界での出来事だ。 だから 何が起ころうと、その周辺に触れることになる。 …

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(02)

(02) ( 中心から その行為がやって来ることで あなたは 行為し始める。 そうして初めて、あなたは 関わり合いとしてではなく、自分自身の権威により 存在し始める ) ブッダが ある村を歩いていた。 その村の ある人達は、彼の教えに 非常に怒り、猛反対して…

第15章「観ること: 全ての技法の基礎」(01)

「第15章」(01) 観ることは、中心を定める(センタリング)ための テクニックだ。 それを踏まえて、このセンタリングについて 話し合おう。 人間は 二通りの 生き方ができる。 人間は、自己の 周辺から生きることもできれば、中心から 生きることもできる。 周…

「第14章」二番目の質問・・・(07)

二番目の質問 (07/終回) (…あなたたちは 何を考えているのだね ? 自分自身を 見つけるのと、 誰か他の人を捜すのと どっちがいいかね ?」と ) それは まったく異なるマインドだ −−− 否定にも肯定にも とらわれていない −−− あたかも そのことが無意味のように…

「第14章」二番目の質問・・・(06)

二番目の質問 (06) ひとつ 話をさせて欲しい。 一人の中国の禅僧が 三十年間、木の下で 生活していた。 そして、彼は まさに悟りを開いた人 として知られていた。 村の女が 三十年間、ずっと彼に 仕えていた。 その僧は 絶対的に純潔だと 知られていた。 も…

「第14章」二番目の質問・・・(05)

二番目の質問 (05) (だから、瞑想の中に 深く入って行くことだ。 そして、思考なき 事実とともに留まりなさい) 考えることなく 木の下に座り、マインドの中に 想いのない状態で、先入観なしで その木を見なさい。 その木を そこにあらしめ、あなたの 意識を…

「第14章」二番目の質問・・・(04)

二番目の質問 (04) ( 人間 ? それは一種の投影だ。 あなたは 人間を 神聖なもの と考えていた。 そして今や、それを感じるようになる。 真正な悟りは、そういうものとは まったく違う。 あなたは 世界が何であるのか知らない ) あなたは、それが神聖かそうで…

「第14章」二番目の質問・・・(03)

二番目の質問 (03) 最も希少で、最も深遠な インドの ヨーガの論文の一つは「ガランド・サミタ」だ −−− 最も 根本的なもの。 その中には こう書かれてある。 「瞑想を 超えていかない限り、あなたの瞑想は役に立たない。 祈りを 超えていかない限り、あなた…

「第14章」二番目の質問・・・(02)

二番目の質問 (02) (…真正な体験と、投影された体験の 両方において それが起こる以前には 努力が必要だ。 真正な体験の場合、それが 起こった後は 努力は必要ない。 が、投影された体験の場合、継続した努力が 必要になる ) あなたは 努力し続けなければな…

「第14章」二番目の質問・・・(01)

二番目の質問 (01) OSHO、人は どうすれば、投影された体験と真正な感覚を区別できますか ? それは 難しい。 よく 考えねばならない。 だから 難しいのだ。 たとえば、あなたが 本当の火に 触れているのか、あるいは 想像上の火に 触れているのか、どうやっ…

第14章「事実との直面」最初の質問 (13)

最初の質問 (13/終回) ( 一度、自己の 真の中心を 知ったら、あなたは もう同じあなたではない。 古い人間は 死に、新しい人間が 生まれる。 それは 新生だ ! ) 子供が 生まれるのは、ただ肉体だけのことだ。 その後、子供は 社会によって エゴを与えられる…

第14章「事実との直面」最初の質問 (12)

(12) マインドは 絶えず 緊張と苦悩の中にあり、幸せを切望する思いの中に あるだろうが、体験が ない。 そして 全てが おののき震え、恐怖で彩られている。 あなた方の宗教は まったくの恐怖だ。 あなた方の 信仰、あなた方の哲学は、ただただ 恐怖だ −−− …

第14章「事実との直面」最初の質問 (11)

(11) そして最後に、あなたは 自分が統一状態なのか、結晶化されているのかと 混乱し、考え続けることがあるだろう。 だがそれは、結晶化されたエゴが あなたに あるからだ。 それでは、どこが 違うのか ? エゴに統一しているか、自己に統一しているか、どう…

第14章「事実との直面」最初の質問 (10)

(10) (あなたの 外にいる師は、あなたの内側の師を 目覚めさせるための 一つの助けでしかない。 実際、師に 明け渡すことが、自己に明け渡す ということだ) ちょうど次のようなものだ。 あなたが 鏡の前にやって来る。 そして、初めて 自分の顔に気づく −−− …

第14章「事実との直面」最初の質問 (09)

(09) ( そして、エゴが 何かに全面的に在ることは、絶対にあり得ない。 それは 常に断片的で 分裂している ) どういう在り方でもいいから、全面的で 在りなさい。 そうすれば、エゴは 蒸発する。 そして、エゴがないときに、初めて、あなたは 自己の 真実の…

第14章「事実との直面」最初の質問 (08)

(08) (…二つ目の方法は、意志を 作り出すことだ。 もし あなたが 意志を作り出せば、エゴは消え去る −−− ) 唯一、自己だけが意志を発揮できるからだ。 そこで、あなたが 意志を発揮し始めれば、意志を 打ち出せば、だんだんとあなたは 内側に 入っていく。 …

第14章「事実との直面」最初の質問 (07)

(07) (…だからグルジェフは 「あなたに意志を 働かせることはできない。 なぜなら、あなたは いないのだから」と よく言っていた ) 人間は 存在しない。 人間は 一人ではないからだ。 あなたは 群衆だ、何の統一性もない 群衆だ。 あなたは 数多くの 頭を 持…

第14章「事実との直面」最初の質問 (06)

(06) ( 意志とは、マインドの中に 何一つ 反対のものがない ということだ。 意志とは、一つである ということ −−− 不二 ということだ ) エゴは どんな意志も 持てない。 エゴとは、同時に存在する 多くの相反する意志 という意味だ。 エゴに関する限り、 あ…

第14章「事実との直面」最初の質問 (05)

(05) (…文明が 発達すればするほど、エゴを 消し去るのは 難しい −−− ) なぜなら、あらゆる発達した文明は、当然、その文明の中で 作り出されたエゴに 堅固な影響をもつからだ。 どんな中心も持たずに その混沌を通り過ぎること、一つの混沌であることは、最…

第14章「事実との直面」最初の質問 (04)

(04) (その混沌に 直面しない限り あなたと自己が 統一することは できない。 あなたは その混沌を 通り過ぎなければならない) キリスト教の神秘家は、それを「魂の闇夜」と 呼んでいた。 実際、人は ただただ 狂ってしまう。 中心がなければ、あなたは狂っ…

第14章「事実との直面」最初の質問 (03)

(03) (…社会は あなたのエゴに 関心がある −−− エゴに関しては、なにかが 可能だからだ。 だが 自己に関しては、何も できない。 だから、社会は エゴを強める手助けをする ) そして、あなたは エゴの周りで 生き続けている。 あなたは 成長すればするほど、…