saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第14章「事実との直面」最初の質問 (02)

(02) (子供にとっての最初の気づきは、エゴからやって来る。 彼は 自己ではなく、「私」というものに 気づく。) 実際には、まず最初に「あなた」を 意識するようになる。 彼は 最初に 母親を意識するようになる。 それから反射的に、自分自身を 意識するよう…

第14章「事実との直面」最初の質問 (01)

(01) 最初の質問・・・・・・ OSHO、あなたは昨夜、あらゆる所に “それ” を、超越的真理を悟るには、人は まず最初に自分自身の実存の中心をはっきり知るべきだとおっしゃいました。 そして、そのためには統一が必要になるとも。 その統一とは、グルジェフが…

第13章「在ることを通して越えていく」(22/終回)

(22) 終回、 ( 賢者 曰く 『あらゆるところに “それ” を感得すること、それが 唯一の香りだ』と ) その香りと ともに、彼の所へ行きなさい。 彼の 足元に 頭を垂れるのだ。 だが、そのときには 行くということはない。 そのときには どこへ行こうとも、あなた…

第13章「在ることを通して越えていく」(21)

(21) ( もしあなたが 本物であれば、寺院は 本物となる。 そうすれば、どんな寺院であろうと どんな場所であろうと、寺院に なる。 そこに 違いは ない ) ハッサンについて、こんな話を聞いたことがある。 彼は モスクで 七十年間、礼拝を 続けた −−− 絶え間…

第13章「在ることを通して越えていく」(20)

(20) ( もし それを知れば、もしその 聖なる芳香の内に、その至福の内に生きるなら、それが道だ ) が、どうして賢者たちは、あらゆる所に “それ” を 感得することが 唯一の芳香だ と 言ったのだろう ? あなたは 礼拝に行くとき、幾らかの花を一緒に 持って行…

第13章「在ることを通して越えていく」(19)

(19) ( あなたは 変容され、同じあなたでは なくなるからだ。 あなたが “それ” を知り、内側で “それ” を 感じれば、目を開けると “それ” は 至るところにある ) そうなると、あらゆる物事が ただ、鏡になる。 あなたは “それ” を 考える必要は ない。 そん…

第13章「在ることを通して越えていく」(18)

(18) (その状態では、内側で 化学的に起こっていることは 何であれ、外側に投影されている。 あなたが 外界に見る色は、内側の マインドの投影だ。 その状態では、あなたの夢が 至るところに 投影される ) 全世界が 一つのスクリーンになり、あなたは その投…

第13章「在ることを通して越えていく」(17)

(17) (…あなたは自分自身に、“それ” は あらゆるところに存在する、と 自己催眠をかけることはできる。 あなたは あらゆる 石の中に “それ”を 感じている、と 繰り返し続けることが できる ) やってごらん ! それは いい経験だ。 二十一日間、絶えず “それ” …

第13章「在ることを通して越えていく」(16)

(16) ( あなたは まずはじめに 内側にある “それ” に どっぷり 落ちて いかねば ならない。 さもないと、幻想そのものの 現象を 作り出すかもしれない ) 数多くの 宗教家たちが そうだった。 内側にあるものを 知らなくても 考え続けることはできる −−− “そ…

第13章「在ることを通して越えていく」(15)

(15) ( あなたは 知らないから 考える。 もし 知っていれば、考える必要はない −−− ) それは 暗闇の中の 手探りだ。 でも考えるのは、とても張り詰めているプロセスだ −−− 最も 張り詰めたものだ ! そして、あなたが 内側で 張り詰めれば 張り詰めるほど、中…

第13章「在ることを通して越えていく」(14)

(14) ( 日本では、それを「座禅」と呼んでいる。 それは、ただ 座ること、という意味だ。 日本語で瞑想を表す言葉を「座禅」と言う ) それは ただ座り、 何もしない −−− 瞑想さえしない −−− という 意味だ。 もしあなたが 瞑想しているとすれば それは 何かを…

第13章「在ることを通して越えていく」(13)

(13) ( 論理のカテゴリーは 役に立たない ということだ。 論理は 思考の中に 存在し 神秘は 無思考の中に 存在するからだ ) そこに 思考が なければ、あなたは 神秘に 遭遇する。 そこに 思考がない時、すべての橋が 壊され。 全てのギャップが 壊され、あな…

第13章「在ることを通して越えていく」(12)

(12) ( そこで彼は 瞑想し、思いを凝らし そのことに 思いを 巡らした ) だが、 それは 不可能だ。 言葉を使わずに どうやって 質問するか ? そして 何年かが 過ぎた。 そして そのたゆまざる探求 −−− どうやって 言葉を使わずに 質問するか ? −−− の せいで…

第13章「在ることを通して越えていく」(11)

(11) ( 彼は よくこう言っていた。 「その後、 何が起こるかブッダでさえ 知らない。 というのも、知るブッダが そこに いないからだ。“これ” を破壊しなさい。 “それ” のことは 聞かないように」) ブッダが 新しい場所にやって来た。 彼の比丘たちは、次のこ…

第13章「在ることを通して越えていく」(10)

(10) ( 我々は 死んでいる世界に 住んでいる。 その 死んでいる世界が “これ” だ。 もし、この死んでいる世界の 向こうに 生きている流れを 感じられれば、 あなたは “それ” を 感じられる ) が、リシ達は、どんな名前も それにつけなかった −−− それに名前…

第13章「在ることを通して越えていく」(09)

(09) (…私が 論理は 神秘に 反するものだ と 言うのは 論理は 神秘の 世界の中では機能できない、という意味だ。 論理は、決まりきった、死んだ、ラベルの張られた世界でのみ 機能できる ) アリスが 不思議の国に 行った。 そして、彼女は ちょっと混乱して…

第13章「在ることを通して越えていく」(08)

(08) (…自分はラベルを越えて存在している と 感じるなら 自分のラベルは ただ表面だけのことだ と 感じるなら ラベルなしの、触れられていないままの センターが 存在する ということだ ) もしあなたが「男であり、女である ということさえ 一つのラベルだ…

第13章「在ることを通して越えていく」(07)

(07) (…論理は 定まった実体に 対して 成り立つ。 生は 決して 定まったものではない ) あなたは言う、「これが 神だ」と。 が、 神が 悪魔に変わることだって あり得る。 あなたが ラベルを 張ることはできない。 現実においては、ラベルを張るのは 無駄だ。 …

第13章「在ることを通して越えていく」(06)

(06) (…たとえ 円の周りを ぐるぐる回っていても あなたは 決して 中心に到達しないだろう ) もしあなたが ゆっくり歩いていれば、こう考えるかもしれない。 「俺は ゆっくり歩いているから、目的のポイントに到達しないんだ」と。 あなたは 走ることもでき…

第13章「在ることを通して越えていく」(05)

(05) (…昔は エネルギーとは 物質ではない という意味だった。 もはや物質は 存在しない。 では、 エネルギーとは 何か ? ) 次のような定義を 聞いたことが あるかもしれない。 「マインドは 物質ではない、物質は マインドではない」 が、もはや物質は 存在…

第13章「在ることを通して越えていく」(04)

(04) (…もしあなたが 外側へ行けば、非常に長い旅、果てしない旅を せざるを得ないだろう。 そして、その旅の終わりに 初めて “それ” に 触れることができる。 だから、科学は長い旅、ひどく長い旅だ ) エディトンは、彼の この世での最後の日に 初めて、そ…

第13章「在ることを通して越えていく」(03)

(03) ( 知る ことは 流れを意味する −−− 川のような存在。 あなたは知っているが、知識としてではない ) なにか 片づいてしまったもの、完結したもの、あなたの 手の中で死んでいるもの と してではない。 あなたは 一種の オープニングとして知っている −−−…

第13章「在ることを通して越えていく」(02)

(02) ( だが、神は 決して所有されないものだ。 真理は 決して所有されない −−− ) それは絶対に あなたの手の内にはない。 それは、一つの記憶になるような ものではない。 それは、あなたが 片づけてしまえる ものではない。 それは 定義できる ものではな…

第13章「在ることを通して越えていく」(01)

(01) 『いたるところ “それ” に満ちているという感覚、それが ガンダ −−− 唯一の芳香だ』 インドの形而上学は、この存在を 二つの領域に分ける。 一つは “これ” −−− 指し示すことが できるもの、そしてもう 一つは “それ” −−− “これ” を 越えているもの、指…

第12章、三番目の質問−(05/終回)

(05) ( ブッダが 肉体を離れて 二十五世紀が 過ぎた。 それでも まだ、ブッダは 我々と 同時代のマインドに属している。 それほど 同じ時代の マインドを持つ者は 他に 誰もいない ) 今日の思想家にさえ、ブッダは 古いとは 言えない。 彼は 実に多くのこと…

第12章、三番目の質問−(04)

(04) ( 行動タイプの人間だけが、ごく簡単に リラックスできる。 考えるタイプの人間は それほど簡単に リラックスできない。 感情タイプの人間にいたっては それ以上に リラックスが 難しいとわかるだろう ) が、行動タイプの人間は いとも簡単に リラック…

第12章、三番目の質問−(03)

(03) (マホメッドにとって、ガンジーにとっては それが彼らの在り方だ ) ヒトラーは 間違ったタイプだ、と 私は言った。 が、彼も また、今 私が話したようなことを 言った。 彼は「これは私、アドルフ・ヒトラーが 話しているんじゃない。 私の話は、アーリ…

第12章、三番目の質問−(02)

(02) (…それら三つのタイプが、全て あなたの中に存在する。が、一つは 二次的なものだ。 覚えておくべき 二つの基準がある ) その 一つ、もしあなたが 知のタイプなら、あなたの経験すべてが、根本的に 知ることで 始まっている ということだ。 決して ほか…

第12章、三番目の質問−01

(01) 質問 −−−−−−−−− OSHO、普通、自分が感情タイプか、知性タイプか とても迷う時、自分がどちらのタイプに属するか、どうやって最終的に決められるのでしょうか ? それは 難しい。 まず最初に、三つの根本的なタイプがある −−− 知性タイプ、感情タイプ、三…

第12章「あなたのせいだ」二番目の質問−(08)

(08/終回) (…だが、それらが 根本的なことではない からではなく、瞑想自体が ハート全てをかけた努力であり、それを助けるものを、何も必要としないほどのものだからだ ) スーフィーの神秘家、ハッサンのことが 思い出される。 彼は 師の所へ行った。 そし…