(08)
(…自分はラベルを越えて存在している と 感じるなら
自分のラベルは ただ表面だけのことだ と 感じるなら
ラベルなしの、触れられていないままの センターが 存在する ということだ )
もしあなたが「男であり、女である ということさえ 一つのラベルだ。
若いとか 年寄り というのも 一つのラベルだ。
醜い、美しいも ラベルの一種だ、健康だ、病気だ というのもラベルの一種だ」と 感じるなら −−− もし あなたが、自分の 内側に、なにか ラベルが張られていないものを 感じられるなら、“それ” の 領域に 触れたのだ。
“これ” とは ラベルが張られた世界 の ことであり
“それ” とは ラベルが張られていない世界の ことだ。
“これ” は マインド −−− カテゴリー、 考え、 論理、 数学、 計算の 領域であり
“それ” は 一つの 神秘だ。
たとえ あなたが 論理を通して “それ” に 到達しようとしても、 それは できない。
論理は 神秘に 反するものだからだ。
私が、論理は 神秘に 反するものだ と 言うのは
論理は 神秘の 世界の中では機能できない、という意味だ。
論理は、決まりきった、死んだ、ラベルの張られた世界でのみ 機能できる。
(08)終わり(09)へ 続く