saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

OSHO 「信心銘」第五章 ⑩

“もし粗いと細かいの区別をしなければ、 偏見にも、意見にも、誘われることはない。” もし、粗さと細かさとの間に、善と悪の間に、美しさと醜さの間に、これとあれとの間に 区別を設けなければ、区別し、差別しなかったら、人は すべてをただあるがままに受け…

OSHO 「信心銘」第五章 ⑨

“しかもなお、それぞれとともに、全世界を包含する。” 分離していなくても、人は何も失いはしない。 逆に 全体を獲得する。 ところが、人は常に失うことを恐れている。 常に こう考える。 「もし自分自身を失なったら、私はもういなくなる。 そうなったら、何…

OSHO 「信心銘」第五章 ⑧

“この両者の相対性と、 空の統一体である、この根本実在を理解するがいい。” 自分が存在しているのは、自分を取り巻く「物」の世界のためだ。自分という境界が存在するのは、自分のまわりにある「物」の境界のためだ。その境界がなくなれば、自分という境界も…

OSHO 「信心銘」第五章 ⑦

(…ちょうど服を脱ぐようなものだ。) あまりにもぴったりと作ったものだから、まるで自分の皮膚みたいに感じているのだが、それは皮膚ではない、服に過ぎない。 簡単に脱ぐことができる。 だが そのためには、人は、自分が形態ではなく、背景であるということ…

OSHO 「信心銘」第五章 ⑥

あなた方はそこにいて、私もここにいる。 私たちは互いを、二つのやり方で見ることができる。私は 背景の方に目をやることができる。 背景には立木や灌木、それから草花や空がある。 広大な宇宙が あなた方の背景だ。 また私は、あなたたちに目をやることも…

OSHO 「信心銘」第五章 ⑤

想念には それなりの動きと推進力がある。 あまりにもたくさんの想念を持っている人の近くに寄れば、その人は必ず自分の想念でこちらを満たす。 ただ側にいるだけで、自分の思考(マインド)を相手に注ぎ続ける。 その人が話していようといまいと関係ない。 想…

OSHO「信心銘」第五章 ④

(…その夢の中に永久に止まっていられるかね。) それは 眠る助けにはなる。 邪魔されないですむ。 さもなければ、空腹が眠りの邪魔をしただろう。 起き上がって冷蔵庫まで行かなければならなくなる。 それは役に立つ。 食べたつもりになって、眠り続けること…

OSHO「信心銘」第五章 ③

(…状況にすべて望みがないのに、それでも思考(マインド)は希望し続ける。) ムラ-ナスルディンが、何年も何年も、職を失くしていたことがあったそうだ。 と言うのは、才能もないのに俳優になりたかったからだ。 ムラは、毎日 周旋業者の所に お百度を踏んだ。…

OSHO 「信心銘」第五章 ②

(…どうやって変えたらいいのだろうか。) あなた方が見れば、一目見て、まわりの世界を変えなければ、と思う。 まわりを見渡せば、あまりにも明らかだからだ。 変えなくては。 それがあなたが何回もの生涯にわたってやってきていることだ。 たえず、世界を、あ…

OSHO 「信心銘」第五章 ①

P. 181~ 第五章 空の世界 “想いの対象が消え去れば、 思う主体も消えて行く。 心が消えれば、対象も消えるように。 物が対象であるのは、思う主体の故、 心が心であるのも物の故だ。 この両者の相対性と、 空の統一体である、この根本実在を理解するがいい。…

OSHO 「信心銘」NEITHER THIS NOR THAT, P.36~

第1章 大いなる道…略……人を愛すれば、あなたたちは投影する。 あなたたちが愛するのは、与えるためではない---あなたたちは奪うために、搾取するために愛する。 人を愛すれば、あなたたちは自分に合わせて、自分の考えに合わせて その人を固定しようとし始…