saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マイウェイ「10日めの朝」OSHO : 03

Pp 273 ー 276 (…もし ためらいが あったことを自覚していたら、彼は 受け容れられていたことだろう。 が、その “ためらい”の“瞬間”、彼は 自覚心を 失っていた。 誰も 南院を欺くことはできないーーー)今 あなたが南院に会いに行って、このことをようく憶えて…

マイウェイ「10日めの朝」OSHO : 02

Pp 272 ー 273 ヒンドゥ教徒たちは 人を サチタナンダ satchitananda と呼ぶ。 この中には 三つの言葉が入っている。サットSat, チットchit, そして アナンダananda だ。 サットとは 実存的なものを意味する。 非実在には けっしてならないもの、それがサッ…

マイウェイ「10日めの朝」OSHO : 01

Pp 268ー271 「あなたこそ〈道〉」 (質問) バグワンーーー 御存知のように、古い禅の習わしとして、禅僧は自分自身 外に出て説法するようになるまでには 十年は その師の許にとどまらねばならないことになっています。 その十年を終えた一人の禅僧の話があるの…

マイ ウェイ「10日めの朝 (1974.5.19)」OSHO

P 292 抜粋ーーー この話は 美しい。 西洋で 初めて禅が知られるようになったときには 人々は、禅師たちが あまりに馬鹿げたことを言ったり やったり、訊いたりするのが 信じられなかった。そしてあなたの側から 質問する場合には、彼は “対応” する。 禅の導師…

落ちるのは熟れた果実だけ------08

毎日のように起こっていることだが 或る人がサニヤスを受けに来るーーーーーーすると、その人の頭(マインド)が はたらき出してこんなことを言う。 オレンジ色を着ることは 私をもっとエゴイストにします。 自分は ちょっとちがっている、ちょっと特別だと感じてしまう…

落ちるのは熟れた果実だけ------07

(…いわゆる聖人名士のところへ行ってみるがいい。 彼らは 謙虚さについて へりくだりについて 語る。 が、彼らの 眼の中を 見てごらん。 これほど洗練された自我(エゴ)は ほかには見られないことがわかるだろう。)今や彼らの自我(エゴ)は、宗教やらヨーガ、高…

落ちるのは熟れた果実だけ------06

(…自我(エゴ)は たしかに落ちる それはまた 自発的に落ちうるものだ。 もしあなたが それが成長することをゆるしさえしたら それが成長するのを助けさえしたら そのときには それを “落とす” 必要は まったくない。 このことは きわめて深い奥行きがある。 …

落ちるのは熟れた果実だけ------05

(…ものにはすべて、成長のため成熟のための 大地に落ちて 溶け消えゆくための時がある。 自我(エゴ)にも自分の時がある。 それは成熟することが必要だ。) だから エゴイストであることを 怖れることはない。 あなたは すでにそうなのだからーー!そうでなかっ…

落ちるのは熟れた果実だけ------04

(…謙虚な人々は たくさんいるかもしれないが、 彼らの その へりくだりの下には 微妙な自我(エゴ)がはたらいている。) 伝えられるところによれば、或るとき ディオゲネスが ソクラテスを訪れたという。 ディオゲネスは乞食のように暮らしていた。 いつも穴だ…

落ちるのは熟れた果実だけ------03

( “知る” ということは “ あなた自身が知った ” ときにのみ それが あなた自身の直接の体験であるときにのみ 生きてくるのだと。 他を通して知るときには それは ただの記憶であって 知識ではない。) 記憶というのは 死んでいる-- あなたがたが 多くのもの…

落ちるのは熟れた果実だけ------02

(…そのときには あなたの貧しさは 豊かだ。 そのときには あなたの貧しさは独自の王国をもつ---) 同じことが すべてに起こる。 ウパニシャド、あるいは老子、イエス、仏陀------ 彼らは皆、知識とは無用のもの と教えてきた。ますます “もの識り” になるこ…

落ちるのは熟れた果実だけ------01

質疑応答集「八日めの朝⚪バグワン-シュリ-ラジニーシ」OSHO 落ちるのは熟れた果実だけ-------- (質問) バグワン--- 困難なことを じっと耐える姿勢を発達させるうちに、私は人生の多くをあきらめるようになってしまいました。 この あきらめは、瞑想の中で …

質疑応答集「七日めの朝 --- 10 」by OSHO

(…過去は過去であって 取り消すことなど できはしない。 あなたには もう過去を変えることはできないし 戻ることもできない。 だからこそ大自然は、賢くも あなたがたに過去生を 思い出すことをゆるさないのだ。) さもなかったら、あなたがたは狂ってしまう…

質疑応答集「七日めの朝 --- 09 」by OSHO

(…過去生 (前生)のことは あまり考えないでいなさい。 それにまた 未来のことも あまり考えないでいなさい。 現在で 充分ではないかね?) 関係が 過去から来ると考えることはない。 たしかにそれは過去から来ている!しかし それについて考えることはない。 …

質疑応答集「七日めの朝 --- 08 」by OSHO

(…責任があるのは 常にあなた自身だ、自分を変えるがいい。 ゴタゴタの元になる性質を落としていくことだ。 愛を、自己変容とあらしめなさい。)セールスマンを訓練するとき こんなことを言うそうだ お客さんはかならず正しい! 私も あなたがたに言いたい。 …

質疑応答集「七日めの朝 --- 07 」by OSHO

(…どの個人も それぞれが 一つの深い神秘だ、内部に 入っていけばいくほど 底知れない。 だが 私たちは たがいに退屈してしまう。 というのも ただ外側の縁(フチ)のところに、いつも その外面に とどまるからだ。) こんな話を読んだのだがね-ーー 一人の男が …

質疑応答集「七日めの朝 --- 06 」by OSHO

愛を サダナ(修行)にしなさい。とるに足らないつまらぬものに終らせてはならない。 頭の中の考えごとで終らせてはならない。 肉体的な満足感で終らせてはならない。愛を 内なる探求にするがいい。 そして、相手を 助けとして 友人として捉えなさい。 もしあ…

質疑応答集「七日めの朝 --- 05 」by OSHO

(…二つの中心が 出会うとき、 そこに愛がある。 そして愛とは、錬金術的な現象だ。)ちょうど 酸素と 水素が 出会うと 新しい物質(もの)、水が創られるのと同じ。あなたは 酸素を持ち歩くことができる 水素を持ち歩くこともできる------が もし喉が渇いてきた…

質疑応答集「七日めの朝 --- 04 」by OSHO

(…あなたがたの愛の中には かならず怖れがある。 夫は 妻を 怖れ、妻は 夫を怖れている。 恋人たちには いつも怖れがある。 それなら それは 愛ではない。 それならそれは ただの取り決めにすぎない…)たがいに依存し合い、闘い、搾取し合い、操作しコントロ…

質疑応答集「七日めの朝 --- 03 」by OSHO

(…或る年老いた禅僧の話を聞いたことがあるのだが---)最後の日がやってきて 彼は死の床に就いていた。彼は その夜、他界することを宣言したために 彼の信奉者、弟子、友人たちが集まってきた。 彼を愛する人たちは たくさんいたーーー そういう人たちが 皆…

質疑応答集「七日めの朝 --- 02 」by OSHO

(…ただの面識------ ところが私たちは 愛が起こったのだとおもう。 外面が出会う---)それを私たちは 出会いがあったのだ と考える。 が あなたは あなたの 外面ではない。 ほんとうに 外面とは あなたが終りになる境界線のこと あなたのまわりを 囲っている…

質疑応答集「エゴは落ちるーーーたった今!」06

「エゴは落ちる---たった今!」06=終回 〈覚醒〉に関しては 古来二派があって、一派は、〈覚醒〉は瞬間的に起こる とする突然の〈覚醒〉を語る派 〈覚醒〉を 非時間的にとらえる派だ。もう一派は、最初の派とは正反対に、〈覚醒〉は漸次的に やってくるものと…

質疑応答集「エゴは落ちるーーーたった今!」05

「エゴは落ちる---たった今!」05 あなたがたは何かに従事していたい。 だから エゴを落とすことはできないでいる。 空っぽで、何も従事することのない状態でいられる用意が あなたがたにできないかぎり あなたがたに、“ 誰でもない存在 “ として在る用意が…

質疑応答集「エゴは落ちるーーーたった今!」04

「エゴは落ちる---たった今!」04 …(瞑想とは 精神が 従事するものの まったく無い状態のこと。 それは或る深遠な “ 隠退 ” だ。 これはヒマラヤの山中に入っていくというような、たんなる表面的な隠退ではない。) そんなことは隠退でもなんでもない。 なぜな…

質疑応答集「エゴは落ちるーーーたった今!」03

「エゴは落ちる---たった今!」03 …(それについて瞑想したことがあるかね? 自分が落としたいと望んでいるかどうか---?) ほんとうに あなたは “ 非存在 ” に な ん で も な い も の になりたいかね? たとえ宗教的な世界に 思いをはせる場合でも、あなた…

質疑応答集「エゴは落ちるーーーたった今!」02

「エゴは落ちる---たった今!」02 …(時間は 自我(エゴ)が発達し成長するための空間としてあるもの。 部屋が必要なのだ---、時間がその部屋を与えるのだ。) もしあなたが これが おまえの生涯の最後の時だ、次の瞬間には撃たれて死ぬのだ! と言われたら------ …