saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第四章「自由への恐れ」(18)

(18) ( 言葉通りで ありなさい。 すると その思考は 消え去るだろう。) たとえば あなたが 怒っていて、そして 怒らないと決意したとする。 その時、その怒りを 抑圧してはならない。 その怒りに、ただ こう言いなさい。 「私は 怒るつもりはない」と。 そう…

第四章「自由への恐れ」(17)

(17) ( 奥深いところで、それは 自らの決断、意志決定、意志的な行為に 従うか 従わないか という問題だ。 何が 問題の対象であろうと、 関係ない。) だが 決意することで、小さな 意志決定で、大いなる意志を 生み出すことが できる・・・ほんの小さな意志…

第四章「自由への恐れ」(16)

(16) (…今までとは違う 別のやり方で やりなさい。 習慣的な行為を 変えなさい。) そして 一度 何かをすると 決めたら、それを やりなさい。 ・・・でないと、致命的なことに なり得る。 それは はっきりしている ! もしあなたが 何かをすると 決意し、そう…

第四章「自由への恐れ」(15)

(15) あなたが座っている。 その時、こう決意するのだ。 「さあ、 今から 十分間、私は 身体を動かさない」と。 すると、身体は 決意する前には動かなかったのに、そう決意してから 身体に対し、動くようにせめたてることに あなたは驚く。 あなたは、自分で…

第四章「自由への恐れ」(14)

(14) ある物語を 話そう。 叙事詩「マハーバーラタ」の中で、ビィシュマの父が、ある一人の少女と 恋に落ちた。 彼は とても年老いていた。 が、たとえ年老いていても、恋をするのは 自然なことだ。 たとえ死の床にあっても、恋に落ちることは できる。 その…

第四章「自由への恐れ」(13)

(13) 子供の頃、あなたは親を 愛していた。 それは当然だ・・・ それは ただの取引だ。 他に どうしようもない。 親は あなたの 全ての面倒を見る。 それであなたは 親を愛し、親を 敬う。 だが 親が年を取り、あなたのために 何もできなくなっても、まだ 親…

第四章「自由への恐れ」(12)

(12) ( 人間は自由を恐れている。 一方、自由こそが、あなたを 人間にする唯一のものだ。) 我々は 自殺的だ・・・自分たちの自由を 破壊している。 そして 自由を打ち壊すことで、我々は 自分たちが 実存となる可能性を、丸ごと破壊している。 と なると、所…