saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第13章「在ることを通して越えていく」(16)


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(16)

( あなたは まずはじめに 内側にある “それ” に 

どっぷり 落ちて いかねば ならない。

さもないと、幻想そのものの 現象を 作り出すかもしれない )

 

数多くの 宗教家たちが そうだった。

内側にあるものを 知らなくても 考え続けることはできる −−− “それ” は あらゆるところに存在する と。

−−− 樹木の中に、家の中に、青空の中に、星の中に 太陽の中に −−− あらゆるところに。

あなたは 考え続けられる −−− 

私は強くそう感じ、そう思う −−− 

 

あなたは “それ” は 至るところに存在する と 

考え続けられる。

そして “それ” は あらゆるところに存在する という 偽りの感覚に 至れる。

が、 それは 一種の 押し付けであり、投影だ。

マインドには そういうことが できる。

マインドは 投影できる。

だが、投影は あなたを “それ” に 導いていかないだろう。

 

−−− あなたは “それ” の 夢を見ている −−− 

“それ” を 知らずに、“それ” を 感じないで、

“それ” を 生きないで。

そして、絶え間なく その投影を 繰り返すことで、あなたは自分自身に、“それ” は あらゆるところに存在する、と 自己催眠をかけることはできる。

あなたは あらゆる 石の中に “それ”を 感じている、と 

繰り返し続けることが できる。

 

 

 

(16)終わり(17)へ 続く