saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第四章 「〈彼方〉から 」 (04)

(…そして新しいものが入ってくるとき、恐怖がある 自我(エゴ) は おそれる ばらばらになるかもしれないからだ )それはどうにか自分を繋ぎ合わせよう、自分を ひとつの塊に保とうと してきた そして いまや 何か新しいものが やって来ている それは めちゃめ…

第四章 「〈彼方〉から 」 (03)

(…その 合い間、空間、その虚空が、人を完全に 新鮮に保ちつづける なぜなら 死 だけが あなたを絶対に 生き生きと保つことができるからだ あなたは 一度は死ぬ、七十年後には・・・)あなたは 七十年間の ごみをためる ブッダは 瞬間ごとに死ぬ どんなゴミも…

第四章 「〈彼方〉から 」 (02)

(…これが祈りの、あるいは瞑想の 意味のすべてだ )あなたは開く あなたは「はい」と言う、「どうぞ」と言う 「私は ずっと待ちに待ってました、あなたが来てくださって感謝します」と言う つねに 大きな喜びをもって 新しいものを受けいれなさいときとして新…

第四章 「〈彼方〉から 」 最初の質問 (01)

最初の質問 「何がまちがってしまったのでしょう ? 人々が、大きな喜びよりも むしろ恐怖をいだいて、 いやいやながら あらゆる新しいものに出会うのはなぜでしょう ? 」 新しいものは あ な た からは 生まれない それは 彼 方 な る も の から来る それは…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (15)

仏陀は言う “ たとえ 一念だけでも 静かに澄んだ〈信〉を得る菩薩たちは 何十万という多くの覚者(ブッダ)たちを敬い 何十万という多くの覚者たちの許で 善根を植えてきた者たちなのだ 彼らは スブーティよ 仏智によって如来に知られている 彼らは スブーティ…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (14)

(…『ダイヤモンド・スートラ』のなかでは、あなた方のことが語られている だから 私は これを選んだ ) これらの言葉に出会ったとき、私は 思った 「これは 私の人々のためのものだ 彼らは 知らなければならない 彼らですらゴータマ・ブッダによって 見通され…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (13)

(…この経典は あなた方に向かって読まれている 二十五世紀が過ぎた スブーティは あなた方のことについて 訊ねていたのだ ) 先日、 私は あなた方に言った 「あなた方の多くは ボーディサットヴァになる あなた方の多くは その途上にいる」スブーティが こう…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (12)

(…これは まれな現象だ スブーティが仏陀に訊ねたのは ほんとうに興味深いことだ ) “「未来の世に 最後の時に 最後の代に 最後の五百年代に 良い教えが滅びる頃になって この経典の言葉が説かれるとき その真理を理解する者たちが誰かいるでしょうか ?」 世…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (11)

(…何かを証明する ということは、あなたはまだ達成していないことを 証明するだけだ 彼は 弁護的ではないそれら外側の相(マーク)は、ブッダでないかもしれない人たちによって創り出されうる 何でも創り出されうる )たとえば、仏陀の呼吸は まったく息をして…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (10)

(…もし それを望んだら、あなたはけっしてそれを 得ることは できない もし それを 望まなかったら、それはあなたの上に 降り注ぎつづける ) 低い位相からみれば、イエスの言葉は正しい この言葉は ふつうの人たちに 与えられた 「求めよ、 さらば与えられん …

第三章 「 ダンマの車輪 」 (09)

(…あなたは 誤って導くことはできるが、真に導くことは できない )ほんとうの贈り物とは 満ち溢れるものだ あなたは〈光明〉に 満ち溢れているので、それは ただただ溢れ流れつづける それは 誰でも受け取れるものだ そして、誰か それを受け取ってくれる人…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (08)

(…人々を助けようというその願望は、この岸との 鎖として はたらく 遅くなり過ぎないうちに、チットパッドを 生み出しなさい そのなかに おまえの全エネルギーを 注ぐのだ 「彼の岸から どんな誘惑が来ようとも、私は この岸を去らない」ーーーと )そして、…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (07)

(…この「それゆえに」は スブーティの 内なる存在の 何らかの必要に関わっている )さて、経文(スートラ)だ “ なぜなら 贈り物を与える菩薩(ボーディサットヴァ)は 物に支えられてはならず どこに支えられてもならないからだ ” これが 仏陀が「それゆえにスブ…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (06)

(…それゆえに仏陀は この不思議な言葉を 言う 「よく、注意深く聴きなさい」)そして、私が あなた方に これらの言葉を説明するのは これが初めてだ 二十五世紀の あいだ、誰ひとり これらの言葉を 真に注釈した者はいない これは ふつうに受け取られてきた …

第三章 「 ダンマの車輪 」 (05)

(…それが、仏陀が「スブーティよ、よく聴きなさい」と言うときの意味だ おまえの肉体を ここへ持ってきなさい ! )おまえの肉体を はたらかせるのだ 肉体のなかへ 入りなさい 肉体のなかに 根を おろしなさい なぜなら肉体は「乗物」だからだ 肉体は道具、媒…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (04)

(…さながら 闇が光を おそれるように 虚偽は 真理を おそれる )あなたが 真理に近づいた瞬間、マインドは 非常に掻き乱される それは騒ぎたてる それは ほこりを巻き上げる それは あなたのまわりに雲を つくり出す そうしてあなたは 真理が何であるかを聴け…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (03)

(…ひとたび真理を聴いたら、あなたは それに従う) だからこそマインドは あなたが それを聴くのを 許さない マインドは 真理を耳にしたら最後 もう逃れるすべはない という事実を 知っているからだだから もしあなたが逃げたいのなら 聴かない方がいいひとた…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (02)

(…よく聴くとは ふつう、受容的な気分のなかで、深い受容性のなかで聴くことを意味する )あなたが 聴くとき もし論争したり、判断したりしていたら もし「そうだ、これは私の理念に合うから 正しい あれは論理的に 気に入らないから 正しくない これは正しい…

第三章 「 ダンマの車輪 」 (01)

4, 「なぜなら 贈り物を与える菩薩は 物に支えられてはならず どこに支えられてもならないからだ 偉大なる存在は このように しるしという想いに支えられないようにして 贈り物を与えなければならない 何故か ? その菩薩(ボーディ)の存在の功徳の積み重ねは…

第二章 「 解き放たれた愛 」 最後の質問

最後の質問 「知識は つねに危険でしょうか ?」 かならずしも つねに危険ではないそして 知識が危険なのではなく、知ったかぶりが 危険なのだ事実について知るのは まったくいいことだが、生の神秘を忘れるのは 危険だだから 知識は かならずしも危険ではな…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第五の質問 (02)

(…あなたは正しい、アラニョ 私は 死んでいて 同時に 生きている )個人としては、私は 死んでいる 誰 か としては、私は 死んでいる 誰 で も な い 者 としては、私は 生きているあなたは 言う 「私が 初めて死んだ人間を見たのは亡き祖母を見たときでした…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第五の質問 (01)

第五の質問 「愛するバグワン、私が 初めて死んだ人を見たのは、亡き祖母を見たときでした。 祖母は そこに横たわり、とても青白く 安らかで、とても静かで 幸せで、開放的(オープン)で 同時に 閉じていました。 私は うらやましくなると同時に 恐れもいだき…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第四の質問 (03)

(…子供が生まれたときでさえ、すぐ その子にとびつき、操縦し、支配し、改善しはじめる そして その生命(いのち)を だいなしにする そうやって だれもが 親や社会によって 破壊されてきた ) 女性に 恋をしたら、あなたは ただちに彼女を あるべき姿に改良し …

第二章 「 解き放たれた愛 」 第四の質問 (02)

(…比較が可能なのは 世界が二つ あるときだけだ しかし それはないだから私が「すべては オーケイだ」と 言うとき それは、比較しても少しも 意味がない、ということだ ) しかし、なぜ人々は「これは 正しい世界ではない」と 言うのか ? 彼らは マインドのな…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第四の質問 (01)

第四の質問 「すべては、この世界は オーケイなのですか ? そして、それと 愛と どんな関係があるのですか ? あなたが『世界はオーケイだ』と言うとき、それは私にとっても オーケイに聞こえます。 誰かほかの人がそう言ったり、私がそう言ったりすると、そ…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (05)

さて、この社会全体は ひとつのことに依存している それは 性(セックス)の 抑圧だ さもなければ、経済は破壊され、妨害される 戦争は なくなり、それにともなって戦争機構全体も なくなる そして 政治は 無意味になり、政治家は もう重要ではなくなる人々が …

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (04)

(…いまや 彼にできることは ただひとつーーー破壊だ )彼の 全エネルギーは毒され、破壊的に なっている 彼は 戦争に行く用意が できている 用意どころか、彼はそれを 渇望している 彼は 殺したい、破壊したい実のところ、彼は 人間を破壊しているあいだ、浸…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (03)

(…社会が 性を 抑圧したので、タントラは 人が均衡をとるのを助ける 矯正法として現われる あなたが左に傾きすぎたので、タントラが来て あなたが右に傾くよう助ける 均衡を正すには、ときには右に 傾かなければならない そうしてはじめて 均衡が得られる )…

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (02)

(…禅は 性についてどんな態度もとらない 禅は ごく シンプルだ 禅は 天真らんまんだ 禅は 子供のようーーー )それは、どんな態度もとる必要はない、と言う なぜか ? あなたは くしゃみについて 何か態度をとるかね ? くしゃみを するべきか否か、それは罪か …

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (01)

第三の質問 「性(セックス)に対する 禅のアプローチは何ですか ? 禅の人たちは 中性か、あるいはまわりに 無性の霊光(オーラ)をもっているかのように見うけられます」。 禅は セックスについて どんな態度もとらない そして、それが 禅の美しさだある態度をと…