saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第二章 「 解き放たれた愛 」 第三の質問 (03)

(…社会が 性を 抑圧したので、タントラは 人が均衡をとるのを助ける 矯正法として現われる
あなたが左に傾きすぎたので、タントラが来て あなたが右に傾くよう助ける
均衡を正すには、ときには右に 傾かなければならない
そうしてはじめて 均衡が得られる )

あなたは 綱渡り芸人、張り綱を渡る人を 見たことがないだろうか ?

彼は均衡を保つために 手に 一本の棒を 持っている
彼は 自分が 左に傾きすぎていると感じたら、ただちに 右に傾きはじめる
それから また右に傾きすぎたと 感じたら、今度は 左のほうに 傾きはじめる
そうやって 彼は 真中に とどまる

タントラは 矯正法だ


社会は 抑圧的、生 否定的マインド、喜びに反対するマインドを 生み出してきた
社会は 性(セックス)に ひどく反対している
なぜ社会はそれほど性に 反対するのだろう ?

それは、人々に性的快楽を許したら、彼らを 奴隷に変えることはできないからだ
それは 不可能だ
楽しい人間は 奴隷に できない

それが トリックだ
悲しい人々のみ 奴隷に変えることが できる

楽しい人間は 自由な人間だ
楽しい人間は 自分に 一種の自立性をもっている


楽しい人々を 戦争に かりだすことは できない
不可能だ
なぜ彼らが 戦争に行かなければならない ?

しかし 性欲を 抑圧したら 人は 戦争に行く用意ができる
その人は 戦争に 行きたがる
なぜなら、彼は 生を楽しむことが できなかったからだ
彼は 楽しむ力を なくしてしまった

それゆえに 創造性の能力も なくなっている

いまや 彼にできることは ただひとつーーー破壊だ




(03)終わり・・・(04)へ 続く