saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第四章「自由への恐れ」(11)

(11) ( …そこで「結婚したほうがいい。 そうすれば、根を持てる。 もうこの結婚が 蒸発してなくなることはない。 結婚は制度なのだから !」ということになる。) 至るところ・・・まさに愛の中では・・・あらゆる場所で、自由を見い出すと、我々は束縛へと 変…

第四章「自由への恐れ」(10)

(10) 我々は確かに、あるいは別のものに、自分が何をすべきかを 教えてくれるように頼む・・・ 社会、宗教指導者(グル)、教典、伝統、両親に。 誰か 別の人間が、自分たちが どうしたらいいのかを 教えてくれるべきだ、誰かが道をさし示すべきだと。 そうす…

第四章「自由への恐れ」(09)

(09) ( 自然は、深い拘束状態にある。 人間が誕生することで 初めて、自由が 入ってきた。) 人間には、存在する自由、存在しないでいる自由がある。 そうなると、そこには 苦悩が、また、自分にできるかどうか、自分が ある状態に なるかならないか、未来に…

第四章「自由への恐れ」(08)

(08) ( マホメッドは 全くの文盲だった。 カビールは、どうということのない人間だった。 が、彼らは あなた方より 成長している。 その場合の成長とは、何か 別のものだ。) 意識の 成長であり、物が 発達することではない。 あなたは 実存の代わりに 物を所…

第四章「自由への恐れ」(07)

(07) ( この幼稚な態度は、一体何なのだろう ? ) 子供は 自分が世界の中心で、自分の望み全てが、 即時に叶えられる と 思っている。 それは 叶えられる。 お腹がすいたら ミルクを与えられ、泣けば みんなが かまってくれる。 家族 全員が 子供を中心に動い…

第四章「自由への恐れ」(06)

(06) (…科学は今、感じている。 何を成したにせよ、進化への誤った考え方を 与えただけだった と。) もし我々が 過去に戻れば、一番 速いのは馬のスピード・・・時速二十五マイルのスピードだった。 今、我々は 時速二千五百マイルへと 向上した。 人間が、 …

第四章「自由への恐れ」(05)

(05) (…人間は何のために 走ったらいいのだろう ? ) 人間が主要な関心事だ。 あらゆる存在が、人間に向かって成長している。 人間には もう水平の動きはない。 もし 水平に動き続けたなら、あなたの生は 実際、人間の生ではない。 あなたの生は、人間ではな…

第四章「自由への恐れ」(04)

(04) ( 意識が入ったら、あらゆる物事に責任が かかってくる。 何に関して という問題ではない。) それは 大変な重荷であり、深い 苦悩だ。 それが 恐怖を生み出す。 あなたは ちょうど、深淵の上にいる状態だ。 それは 私が「人間には、今や意識的な努力が…

第四章「自由への恐れ」(03)

(03) ( 魂は、 ある意味で 生み出されるべきものだ。) グルジェフ曰く 「あなた方には 魂などない。 あなた方は 魂のない存在だ。 あなたが それを生み出さない限り、どうして それを持てるだろう ?」 それは、あらゆる宗教の教えに 反するように見える。 が…

第四章「自由への恐れ」(02)

(02) (…意識があることで、知る という能力が あることで、自分自身に 責任が生じる。) サルトルは どこかで こう言っていた。 「責任こそ、人間の唯一の重荷だ」と。 どんな動物も、自らの行動への責任は ない。 進化とは、動物である全ての生物の責任だ。 …

第四章「自由への恐れ」(01)

(01) 質問・・・ OSHO、人間の部分的な意識という状態は、大きな生命の進化における一つの段階です。 人間が自ら進んで意識を成長させることに、意義はあるのでしょうか ? ブッダの役割、人間の意識の拡大における光明を得た人々の役割も、どうか説明してく…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (17)

(17/終回) もし 三週間以上 断食すると、身体全体が空腹になる。 各細胞が、身体の全ての細胞が 空腹を感じ始める。 その時に初めて、胃袋だけでなく 全身が餓えた状態になる。 あなたは 飢餓の 深い炎に取り囲まれる。 マハヴィーラは この空腹を、意識的で…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (16)

(16) (マハヴィーラは 立ったまま、ちょうど呼吸が身体の中を めぐるのと同じように、空腹感が体内をめぐるのを 見守っていた。) 十二年間の沈黙の期間に、マハヴィーラは おおよそ十一年間 断食したと 言われている。 彼は 十二年間に 三百六十日しか、物を…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (15)

(15) ( マハヴィーラは 苦行者ではなかった。 人々は 彼を完全に 誤解していた。) 彼は 苦行者では 全くない。 知恵ある人間が 苦行者であったためしがない。 が、彼は 断食や空腹を、気づきのための手段として使った。 あなたも 胃袋が一杯になると、眠気を…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (14)

(14) (…我々が ブッダの方法を学んでいるのと同じように、別の方法、もう一つの方法を 理解するのも良いことだ。) タントラは 意識的になるために、セックスを利用した。 それもまた、もう一つの 非常に生き生きとした 力強いものだ。 もしあなたが 深く入っ…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (13)

(13) ブッダは、意識しながら呼吸と ともに動きなさい、そうすれば、意識の中心を作り出せる、と言った。 そして 一度 中心を作り出せば、意識は あなたの息と ともに あなたの血液に、細胞そのものにまで入り始める・・・全ての細胞が 酸素を必要とするから…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (12)

(12) (あなたの意識が 醒めていなければ、瞬間ごとに意識を 見失い続けるだろう。) あなたが 呼吸に対する覚醒を 試みるとする。 息が 入ろうとしている、息が 入った、あなたは どこか他のところに行ってしまっている。 突然、また息が 出ていくのを思い出…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (11)

(11) (ブッダは、二つのことを 同時に行なう手段として、呼吸を使った。) 一つは 意識を作り出すこと。 もう一つは、その意識が身体の細胞そのものにまで浸透するのを 許すことだ。 彼は こう言った。「意識的に 呼吸しなさい」と。 それは 調息(プラーナヤー…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (10)

(10) ( ブッダは その方法として 呼吸を使った・・・ 呼吸に対する覚醒だ。 その方法は「アナパンサティ・ヨーガ」・・・入息と出息への、覚醒のヨーガとして 知られている。) あなたは 呼吸をしている。 が、それは 無意識的 現象だ。 呼吸とは プラーナだ…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (09)

(09) (…それと同じ現象が、ブッダの細胞の内側で起こった。 それは ブッダカヤ・・・光明を得た人の身体、仏身として知られる。 それは、以前の身体とは 別の身体だ。) それは、あなた方が持っているような身体ではない。 それは、彼が ブッダになる以前に持…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (08)

(08) (そして、問題が 他の誰かに 解決されたら、 あなたは 実に大いなる機会を 取り逃がすことになる。) その問題を解決することで、あなたは 成長するからだ。 あなた以外の 他の誰かが それを解決したら、あなたは 同じままだ。 問題は 身体を通じて解決さ…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (07)

(07) (ちょうどマルクスのように、ある日、パブロフや スキナーが、人間の身体、人間のマインドの 内なる経済にとって、まさに中心的な力になるかもしれない。) 彼らには、自分たちが言ったこと全てが 正しいと証明できる・・・彼らには それができる ! だが…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (06)

(06) (人間は 分裂状態にある。 人間は 分裂状態で生まれてくる。 では、どうすればいいのか ? ) どうやって そのギャップを作り出さずにいられるか、また どうやって身体の 細胞すべてにそして あなたの 実存の隅から隅まで、意識をもたらせばいいのか ? ど…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (05)

(05) (だが、あなたが演壇に立ち、聴衆に向かって 何かを喋っていると、同じことが起こる。) そこに トラは いない。が、大勢の聴衆が集まっている場にいると、あなたは恐くなる。 恐怖が形を取り、身体が その知らせを受け取る。 あなたが 恐怖を感じている…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (04)

(04) ( 怒りを感じても、怒りを表現さえしないかもしれない。 動物には 不可能なことだ。 それは 状況次第だ。) もし その怒りが 召使いへのものなら、あなたは 怒りを ぶつけるかもしれない。 もし その怒りが あなたの主人へのものなら、あなたは 表に出さ…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (03)

(03) ( 第一には、あなたの意識は 本当に わずかな部分であり、何かを始める時に 機能するだけなのだ と 気づくこと。) その無覚醒以上に 覚醒し、その無意識以上に 意識的でなければ、あなたの バランスは変わらない。 何が 邪魔しているのか ? 何故こうい…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (02)

(02) ( 我々の生も、全てが 滅茶苦茶だ。 意識的に 始めたことを、無意識が常に引き継ぐ。) もし それを感じなければ、もし そのメカニズムを悟らなければ、あなたは 常に 奴隷だ。 そして もし、「自分は自分が始めたことの主人だ」と思うなら、奴隷でいる方…

第3章「覚醒の炎」by OSHO (01)

「究極の錬金術 (Ⅱ)」by OSHO 「覚醒の炎」(01) 『意識の太陽の内に自身を確立すること。 それが唯一の明かりだ』 ある日、一人の婦人が 小さな息子を連れて、ムラ・ナスルディンの学校に やって来た。 婦人は ムラに、息子を脅かしてくれるようにと頼んだ。…

動画「OSHO: My Teaching Is Not for Pleasure」6分38秒

https://youtu.be/hNfHoVlB0EE (6:38) 日本語字幕を選択できます。

「OSHO: The Art of Nourishing Oneself with Love」

https://youtu.be/5bN8UtERffE 動画 (4:48) 日本語字幕 選択できます。