saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(18)

(18) ( この経文は ただの象徴ではない −−− 実際、単なる象徴にすぎない象徴はない −−− それは 事実を 指し示している ) いつであれ、あなたが サマーディ、 七番目のチャクラの 意識状態に至ると、内側で花が咲いたような 微妙な感覚を味わう −−− 何かが パ…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(17)

(17) ( この経文 曰く 『礼拝のための花とは何か ? −−− 意識で満たされること』) そして 意識へと花開いてこそ、あなたは受け入れられる。 そのとき初めて、あなたは 神の寺院へと入る −−− 花を携えてではなく、自分自身という花を携えて。 そのとき、あなた…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(16)

(16) ( まず最初に、自分が無意識である と はっきり知り 認識することだ。 第二に、いつであれ 無意識が あなたを操り始めた時、 それに気づき、 油断なく覚め 意識したままでいることだ。 それには ごく単純で、受け身の油断なさが必要とされる ) もしあな…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(15)

(15) ( 私が「瞑想しなさい」と 言うとき 多くのことが 理解される必要がある。 それは 裁かない ということ。 「怒りは 悪い」と 言ってはならない。 「怒りは 良い」と 言ってはならない。 その感情に対して 何もしてはならない ) 怒りは、ちょうど 蛇が部…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(14)

(14) (…一つの部分は 生物的、遺伝的なもので もう一つの部分は 社会的なものだ ) セックスが そこにある。 気づいて いなさい。 あなたの肉体の機能を、ある特定の対象に対して、ある特定の行動に 駆り立てるのは、無意識の本能だ。 だが、その衝動と 闘っ…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(13)

(13) ( 無意識には、二つの部分がある。 一つは 生物的なもの、もう一つは 社会的なものだ ) 本能があり、社会的なタブーが ある。 社会は あなたの無意識に、多くのものを 入れ込んできた。 彼らは それを「良識」と言う。 あることは 悪で、あることは 善…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(12)

(12) ( だが今では、 西洋科学も その事実を 認識している。 では どうする ? もし人間が無意識なら ? どうやって 意識的にさせる ? どうやって 人間を 目覚めさせる ? ) 一番 始めは、自分のなかに無意識がある という事実を 認識することだ。 人間は無意識…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(11)

(11) ( ブッダは「気づきのみが、あなたを人間にする」と 言っていた。 さもなければ、あなたは ただの動物にすぎない。 「ブッダ」という 言葉そのものが「覚者」という意味だ ) それは彼の 名前ではなかった。 彼の名前は、ゴータマ・シッダルタ だった。 …

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(10)

(10) (ということは、アリストテレスは、フロイトによれば まったく間違っているということになる) 彼は、人間は 合理的な生物だと 言っていたからだ。 いいや、そうではない ! 人間は 最も不合理な生物だ。 犬たちは もっと合理的だ。 あらゆる他の動物たち…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(09)

(09) ( 一度、自分が縛られていて「これは自分の家ではなく 監獄だ」とはっきり認識すれば、それを打ち破り、そこから逃げ出すために 何とかするだろう ) 何か そのための仕掛けを使うこともできる。 今や、そのための何か 手はずを整えることができる。 そ…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(08)

(08) ( あなたは、本当の自分ではないことばかり 考え続け 本当の自分を だまし続けている。 ありのままの自分、その「事実性」の認識が 意識的になることの始まりだ。 そして、それが唯一の 正しい始まりだ ) 自分の行為は 無意識であり、意識的ではないの…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(07)

(07) ( すると、未知なる ある力が、あなたを翻弄している という結論に至るだろう。 あなたが 決め手ではない ) あなたは、それらは自分の決定だと 自分を欺く −−− だが、そうではない。 あなたは 怒らない と 決意する。 だが、怒りの感情は やって来る。 …

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(06)

(06) ( 自分では、自分の意志で 物事を決めている と 思い続けている −−− だが、 そうではない ! 無意識が、隠されている マインドが、いつも物事を決めている ) あなたが 恋に落ちるとする。 それは あなたが決めたことかね ? 意識的に 恋に落ちたのかね ? …

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(05)

(05) (…無意識の子宮 ということを理解しようとしてごらん。 その子宮 を 離れることは、第二の誕生だ ) インドでは 再び生まれた者のことを「二度生まれ」−−− ドゥイジャ という。 バラモンが 二度生まれ と言われる唯一の理由は こうしたことからだ。 最初…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(04)

(04) (…ブッダが ただ至福のみに生きているとは 決して考えてはならない。 誰も、至福のみに生きることはできない。 誰もが その代価を 支払わねばならない。 その人の体験が 偉大なるもので あればあるほど 代価も大きくなる ) ブッダは、彼自身は、平和と…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(03)

(03) ( それは ちょうど、あなたが ジャンプして 再び 地上に戻った時のようだ。 あなたは 一瞬、引力に 打ち勝つことが できる。 そして、再び 引力の影響下にある ) ちょうど 次のようにだ。 時々、我々は ある状況の中で、無意識から 飛び出す。 一瞬のあ…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(02)

(02) ( それは積極的(ポジティブ)な死だ。 そして ポジティブな死は、さらなる生への扉なのだ。 ポジティブな 死とは、何かのために死ぬ ということだ −−− 成長のために死ぬ ということ ) 一つの段階から消え去り 別の段階へと現れる ということ。 人間は、…

第17章「意識の完全なる開花に向かって」(01)

「意識の完全なる開花に向かって」 (01) 人間は 一粒の種、 一つの可能性、 一つの潜在性だ 人間は 今あるだけの存在ではない −−− 人間は、また将来 そうなれるところのものでもある。 その人が どんな人であれ、それは 一つの状況、一つの 始まり、一つの成…

第16章「二番目の質問」(14)

二番目の質問 (14/終回) ( 意志の道は ちょうど自然療法のようなものだ −−− あなたは自分自身を 頼らなければならない。 手助けは ない ! 明け渡しの道は、それより もっと対症療法に近い −−− あなたは 薬を使うことができる ) それは こう考えればいい。 誰…

第16章「二番目の質問」(13)

二番目の質問 (13) ( だまされては いけない。 また、両方のやり方を結び付けて 実践すれば、自分にとって いいだろうと考えてはいけない −−− 駄目だ ) あらゆる システムとは、それ自体 パーフェクトだ。 だから、あなたが それを何か他のものと結び付けた…

第16章「二番目の質問」(12)

二番目の質問 (12) ( マホメッドは、その理由のためだけに 音楽に 全面的に反対していた。 意志の道において、音楽は 邪魔になる ) あなたは 音楽の中に 我を忘れてしまう。 意志の道においては、どんな状況の中でも 自分を忘れてはならないし、自分を失って…

第16章「二番目の質問」(11)

二番目の質問 (11) ( 人は 選択しなければならない −−− そして、あらゆることは ただの方便だ ) 二、三日 前、何人か私の友人が やって来て こう言った、「人々は君のことを 神と言っているけど、なぜ それを受け入れるんだい ?」と。 私は 彼らに こう言った、…

第16章「二番目の質問」(10)

二番目の質問 (10) ( 疑う心が きっとその間に 湧いてくる −−− 自分は 気違いになってしまったのではないか とか、師が 自分のことを完全に忘れてしまっているのではないか とか。 おまけに、師は ほかの誰にも「待ちなさい !」とは 言っていなかった ) 十二…

第16章「二番目の質問」(09)

二番目の質問 (09) ( 意志の道においては、あなたが 師であり、 弟子だ。 明け渡しの道においては、あなたは 弟子だ。 そして 時として、それは とても 骨が折れる ) バルクの王、イブラヒムが スーフィーの師の所にやって来て こう言った、「私は 自分の王国…

第16章「二番目の質問」(08)

二番目の質問 (08) ( 両方の道が 有効だ。 どちらが いいという問題ではない。 それは その道に従う人 次第だ。 それは あなたのタイプによる。 あらゆる道が 有効だ ) そして、そこには、多くの 表に現れていない道、枝分かれした道がある。 それらの いく…

第16章「二番目の質問」(07)

二番目の質問 (07) ( ヨギは 意志の道の途上に あり バクタは 明け渡しの道の 途上にある ) だから、彼らは まったく違う 言葉を話す。 そこには 橋は 存在しない。 ヨギは 存在しようと している。 バクタは 不在であろうと している。 ヨギは 意識的であろ…

第16章「二番目の質問」(06)

二番目の質問 (06) ( 明け渡しとは、エゴを 捨てることだ。 そこには、数えるということも方法もない。 あなたは ただエゴを 捨てる ) 明け渡し とは、それ自体が技法だ。 明け渡しの道においては、明け渡すことが 道であり 明け渡すことが 技法だ。 意志の…

第16章「二番目の質問」(05)

二番目の質問 (05) ( それらは、神は 一つの工夫であり、あなたが自己を明け渡すことができるように、またあなたの明け渡しの 助けになるようにと 考えられた 一つの仮定だと言う ) だから、師は 神になり得る。 師は神だ。 師を神と 感じないかぎり、あなた…

第16章「二番目の質問」(04)

二番目の質問 (04) ( それと正反対なのが 明け渡しの方法だ。 明け渡しは、あなたの自己ではなく エゴに関わっている ) 明け渡しにおいては、自分自身を 手放すことだ。 無論、あなたは 自己を手放すことはできない。 それは 不可能だ。 あなたが 与えるもの…

第16章「二番目の質問」(03)

二番目の質問 (03) ( 身体には、二つだけ 深いことがある −−− それは セックスと 食物だ。 その二つより深いものはない ) 食物は 個人が 生き残っていくために必要であり セックスは 種族が 生き残るのに必要だからだ。 その両方が 自己保存のメカニズムだ。…