saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「十四日めの朝」どちらも必要……09

09 もしあなたが 父親なら この二人の子供は 二人ともただの子供だ 未知の世界からやって来た 見知らぬ人たち 成長し 成熟しながら未知の世界に入っていく人たちだ。 そして その愛のゆえに あなたは子供たちに与える。 あなたは自分の生を、経験を 分かち合…

「十四日めの朝」どちらも必要……08

08 ( 老子は こう言ったそうだ。 髪の毛 一本ほどの区別をしただけで 天国と地獄に 分かたれる ーー と。) 瞑想者の 頭(マインド)の中に ほんの かすかであっても区別が生じてきたら そのときには 全世界が 分割される。 瞑想とは区別しないこと、分別の無い…

「十四日めの朝」どちらも必要……07

07 こんな話がある ーー 昔のイスラエルに ソドムという町が あったが この町の人々は たいへん堕落していた 性的に 倒錯していた、ホモセクシャルだった…… そこで〈神〉は この町を破壊してしまった と いわれる。 町 全体が 完全に破壊された。 巨大な 火…

「十四日めの朝」どちらも必要……06

06 聞いた はなしだがね…… 或る人が、スーフィの神秘家の一人 ジュネッドに 言った。 非常に邪悪な男が あなたの話を聴きに来ています。 その男にあなたは、あなたと親しく親密になることを ゆるしておられるが 追い出したほうがいい あれは 善人ではありま…

「十四日めの朝」どちらも必要……05

05 (…イエスと言うことが この子の天性で ノウと言うことが あの子の天性なのだ。 どちらも 必要なのだ ーー ) もし 誰も ノウを言う人が いなかったら 〈生〉は なんとも平坦で つまらないものになる。 もし誰も彼もが イエスを言う人だったら 〈生〉は完全…

「十四日めの朝」どちらも必要……04

04 ( 精霊(スピリット)には 自由が必要だ。 それは 自由の内(なか)で、自由の内においてのみ成長する。 もしあなたが ほんとうに 父 親 なら 子供が 反逆したら 嬉しくおもうだろう。 子供の 精霊(スピリット)を 殺したい と思う父親などいない ) しかし あ…

「十四日めの朝」どちらも必要……03

03 ( あなたが 特別にその霊魂(ソウル)に、妻のあるいは 愛人の子宮に入ってくれと招待状を送ったわけではない。 あなたはべつに そのためにはたらいた わけではない。 そして 子供が生まれてくる……) あなたは それに対して何をやってきた ? 子供は従うべき…

「十四日めの朝」どちらも必要……02

02 (…ものごとを悪くしたり、悪く見えるようにしているのは あ な た の姿勢なのだ ! 悪魔などは存在しない 悪魔など存在しえない ! 神のみが存在する、神性だけが在る ーー ) ではこのことを背景に この質問を取り上げてみよう。 二人の子供が 生まれた…… …

「十四日めの朝」どちらも必要……01

01 (質問) 「バグワン ーー あなたは、子供はすべて 生まれながらにして 神だと言われましたが、私の二人の子供は 生まれたときから非常に ちがいます。 一人は静かで まさに神のようですが、もう一人は、どのような条件づけの影響を受けてもいないのに 乱さ…

十三日めの朝「男と女、瞑想と愛」05

05 同じことが ちがったかたちで男性求道者にも 起こる。 彼らが 私の許に来ると 彼らは より瞑想的になる。 彼らが より瞑想的になっていくと 古いパートナーとのあいだの橋は 壊される ぐらぐらに なる。 今や 彼らのガールフレンド、あるいは妻が 成長し…

十三日めの朝「男と女、瞑想と愛」04

04 ( …女性にとっては、愛が〈神〉なのだーー この ちがいは 理解しておかなければならない しっかり 深く 理解してほしい。 なぜなら すべてが このことにかかっているのだから ーー グルジェフは たしかに 正しいのだ ! ) 女性エネルギーは 愛す。 そして …

十三日めの朝「男と女、瞑想と愛」03

03 十二年経って 仏陀は帰ってきた。 今や もう問題は いっさいなかった。 今や、ヤショダラの内に〈神〉がいた。 以前は、ヤショダラは大きすぎる存在だった。 その中に〈神〉を見るのは むつかしいことだった。 が、今では、〈神〉が 全面的にそこに在った…

十三日めの朝「男と女、瞑想と愛」02

02 ( 恐怖というのは常に 自分自身の内にある。 知らせたら 残酷なことになる 彼は とても残酷には なれなかった。 それなら 妻が眠っているあいだに こっそり抜け出したほうがいい 彼は こうして逃げた ーー ) それ以来 十二年経って 彼は戻ってきた。 ヤシ…

十三日めの朝「男と女、瞑想と愛」01

01 (質問) 「 バグワン ーー 女性エネルギーに関しての質問が 少なくありません。 或る女性たちは あなたに出会って以来、肉体的な欲求は ひきつづいてあるにもかかわらず、ふつうの男性は 彼女たちにとって もはや充分満足を与えるものではない と 言ってい…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」09

09 (…闘うときには あなたの自我(エゴ)は 強められる。 あなたは河に 対抗して 生きがいを感じる。 しかし その生きがいは 束の間のもの。 遅かれ早かれ あなたは疲れてくる 遅かれ早かれ あなたは死んでしまう。 そして河は、あなたを 連れていく……) ガンジ…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」08

08 ( これは、私が あなたがたに求める 唯一の規律だ。 恐怖を 失くすこと、怖れを落とすこと。 そして ものごとを起こらしめること ーー ) 河は 流れている…… 流れを 押 し て は な ら な い ! そんな必要はない、河は ひとりでに 流れていく。 あなたは …

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」07

07 ( 〈現実〉は どんな解釈も 必要としない。 真理は そ れ に つ い て 考 え る ことなど必要としない。 思考を通して 真理に到達した人など 今までない ) それゆえに、哲学全体は 偽りだと 言われるのだ。 それは 当然ながら偽りとなる。 どんな哲学も …

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」06

06 このことを 憶えているがいい ーー 私は 何度でも言おう。 あなたが ひらいているとき あなたにみなぎるあの沈黙 あの歓喜は あなたによって為される何かではない。 それは “ (レットゴー) 解き放たれるもの ” ! それは あなたに起こること(ハプニング) …

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」05

05 ( あなたがたは 沈黙をつくりだすことができる ) 家の中で 扉をすっかり閉めて坐り マラを、数珠(じゅず)を手にとって その珠を くりつづける。 一種の沈黙が やって来る…… が、それは 真の沈黙ではない。 それは ちょうど、これで遊ぶようにと オモチャ…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」04

04 ( …この “ 受け身 ” という言葉と そして “ 敏感 ” という言葉を 憶えていなさい。 “ 受け身の敏感さ ” こそ 鍵だ ) 受け身でいなさい、何も為さずに ただ聴くがいい。 聴くということは 行為ではない。 耳を傾けるのに 何かを為さねばならないことはない…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」03

03 ( …詩人たちが ずっと語りつづけている沈黙、 理 解 を 超 え ま さ る 沈 黙 か……などと 考えはじめ、それを 取り逃がしてしまうのだ ) 詩人たちは 入っていった 導師(マスター)たちは 入っていった ウパニシャッドが もたらされた ーー が、あなたは 取り逃…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」02

02 ( …師(マスター)が 答えているのだ と 感じる。 或る意味では あなたがたの感じは 正しい。 なぜなら、あなたがたの深みから 答がやって来るときには、それは 師(マスター)からでも あるからだ ) ヒンドゥ教の人たちはいつも 真の導師(マスター)は あなたの内部に在る…

「十三日めの朝⚪神があなたを探している」01

01 (質問) 「バグワン ーー 昨日あなたは はっきりと、 私たちは 師(マスター)の言うことは ひと言も もらさず言葉どおり従う必要がある と 言われました。 ですが細かいことまで いちいちあなたに相談することはできません。 頭(マインド)の中では いつも楽な道…

「路上で導師(マスター)に出合ったら……」03

03 ( 師(マスター)は あなたの裏口から浸透していくだろう。 表口からは あなたの思惟が 外に出ていき 裏口からは 師(マスター)が あなたの内に入っていく ーー ) だから 芝生の上で 私の近くに在るときには 誠実に 真実にありなさい。 知的な質問など もちこんでは…

「路上で導師(マスター)に出合ったら……」02

02 ( 自分では 何も決めないがいい。 師(マスター)に どうすべきか訊くがいい ) 師に 言うことだ。 私には 話すことはできません ちがう世界に属しているのですから ーー それに 私が訊ねることは 何であれ無意味なこと あなたが応えられるようなことは、それが …

「路上で導師(マスター)に出合ったら……」01

01 (質問) 「五祖は 言った。 路上で禅匠に出合ったとしても語りかけることはできぬ。 かといって沈黙したまま、ともにいることもできぬ。 さて どうしたものか ーー ? 」 「バグワン ーー 芝生の上で導師(マスター)の中の導師(マスター)に出会ったとしたら、いった…

「こやつにもヒゲが無い……」04

04 ( 一晩中、皇帝は 眠れなかった。 彼は 考えていた。 あの男は いささか お か し い と 見える。 己が在るかぎり、この こころ(マインド)も ともに在ることは あきらかではないか ーー ) なのに ああして強調するのは何だろう ? こころ(マインド)を 一緒…

「こやつにもヒゲが無い……」03

03 ( ボディダルマ (達磨) は 禅の最初の導師(マスター)だった。 そして このボディダルマが、この永遠(とわ)に流れる、永遠(とわ)に新しく生まれかわる 禅の河を創りあげた ーー ) ボディダルマ (達磨)は 千四百年前 中国に渡った。 中国に 入って行ったと…

「こやつにもヒゲが無い……」02

02 ヒゲを生やすのはいいことだ。 ヒゲがあったら、鏡の前に立って 自分の内の 三つの層を 見ることができる。 完全に 死んでいるもの 半分死んで、半分 生きているもの そして、完全に 生きているもの。 ヒゲは 物質、モノだ。 肉体は 物質と精霊(スピリッ…

「こやつにもヒゲが無い……」01

01 (質問) 「バグワン ーー 或庵(わくあん)は ヒゲを生やした達磨の絵を見て不平を言いました。 こやつには なんでヒゲが無いんだ……!? バグワンーー どうして あなたにはヒゲが無いんです ? 」 禅の伝統というのは ほんとうに美しい 達磨には ヒゲがあった ……