「相反するものが互いに補い合う」 (04)
(…そして最後には 精神病院へ行くことになる )
抑圧したものは、絶えず抑圧し続けなければならない。
その闘いは あまりに絶え間なく続くので
他のことが 何もできなくなってしまうほどだ。
もし セックスと闘うなら、そのことで 手一杯になる −−−
あなたの 一生は ただの闘いになってしまう。
もし あなたが 貪欲と闘うなら、それで 手一杯だ。
貪欲それ自体でさえ、貪欲と闘うのと同じだけの エネルギーはいらない。
セックスは、それほど多くのエネルギーを必要としない。
セックスは、セックスと闘う時と 同じだけのエネルギーを散逸しない −−− セックスは まったく 自然だからだ。
そして、その闘いは 否定性を生み出してしまう。
いつであれ あなたが否定的になれば
エネルギーを ただ浪費しているということだ。
何も 得るものはなく、何ら 創造的なものは 得られない。
あなたは 自己破壊的になる。
常に 心に留めておくべきことは
絶対に 否定的にならない ということだ。
そうすれば、抑圧は 存在しない。
(04)終わり(05)へ 続く