…( ある瞬間
知性があなたに その与え得るすべてを 与え終わるときが来る
そうしたら，それはもう 必要ない )
最後には あなたは それも落とす
その仕事は 終わった
病いは 去った
もう 薬は いらない
そして，病いからも 薬からも 自由なとき
はじめて あなたは 本当に自由なのだ
ときとして
病いは なくなっているのに
今度は 薬に中毒している というようなことがある
それは 自由じゃない
足に とげが刺さっていて 痛む
あなたは もう一本のとげを 持って来て
そのとげで 足に刺さっている方のとげを取ろうとする
そのとげを 取ってしまったら
あなたは 両方とも捨てるだろう !
役に立った方のとげを 取っておいたりはしない
それはもう 意味がない
知性の仕事は
あなたが 自分の実存に 気づくのを助けることだ
いったん その仕事が終わって
あなたの実存が 具現すれば
もうこんな道具の必要はない
あなたは さよならしていい
どうも ありがとう と お礼を言うがいい
仏陀の道は 知性の
純粋な知性の道だ
ただし，それは それを 越えて行く
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