saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第11章 : 光、生命、そして愛 (16)


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もし、絶えず とても近くの物を見ることばかりに 目を使っていれば −−− たとえば、絶えず 本ばかり読んでいれば、近視になるだろう。

余り 近くのものを見ることばかりに目を使っていると、目の機能が 固定してしまうからだ。

だから、遥か遠くの星を見たい時に、目の機能が 固定してしまっているせいで、見ることができない。

さて そうなると、目の機能は柔軟でなくなってしまう。

 

それと 同じことが 内側でも起こる。

我々は、何生にも渡ってずっと 外ばかり見続けてきた。

そのため 機能が固定してしまい 

内側を 見ることが できなくなった。

 

でも、やってみなさい。

努力しなさい −−− 暗闇のなかを 見るのだ。

焦ってはいけない。

というのも、その機能は 何生にも渡って 固定している。

どうやって 内側を観るか、目は 完全に忘れ去っている。

内側を観る という目的で 目を使ったことは 

あなたは かつて 一度もなかった。

が、暗闇の中を見入りなさい、闇を 観るのだ。

短気に なってはいけない。

闇を 貫く。 どんどん貫いて いきなさい。

 

三ヶ月もすれば、内側にあるとは思いもしなかった 多くのものが、見えるようになるだろう。

そうなって あなたは はじめて、思考が ただの物である と 気づく。

 

 

(16)終わり…(17)へ 続く