(06)
( あなたが性的な 衝動を感じるとき
その原因ではなく 源を見なさい −−−
それを 覚えておくことだ )
科学は、原因の方に より多く関心がある。
宗教は、その源に より多くの関心がある。
そして 源は いつも内側に存在し
原因は いつも外側に存在する。
原因をたどっていくなら、あなたは連鎖反応に 巻き込まれてしまう。
原因に取り組めば、あなたは 自分の ある環境と繋がっている。
源に 取り組めば、あなたは自分自身と繋がっている。
そこで、次のことを 覚えておきなさい。
百八十度 回転して内側を 見ること !
それが無意識のエネルギーを 意識のエネルギーに 変える、最も純粋な手法だということを。
それは 難しいだろう。
我々の視点は 外に固定してしまっているからだ。
我々は 首が麻痺して 動かず、後ろを見れない人のようだ。
我々の視点は 固定してしまっている。
我々は 何生もの間、外を見続けて来た −−− 何千年もの間 −−−
だから どうやって内を見るのかわからない。
そこで、内を見るには 次のようにすることだ。
いつであれ、マインドの中で 何かが起こった時
その起こったことの 源を たどっていく −−−
怒りが そこにある −−− すると 突然、パッと その怒りが あなたの意識に浮かんでくる −−−
そのとき、目を閉じるのだ。
その怒りに 瞑想しなさい。
どこから その怒りが 湧き上がっているのか ?
決して、それについて質問してはならない。
怒ることが、 どうして可能なのか ?
誰が あなたを怒らせたのか ?
それは 誤った質問だ。
そうではなく、あなたの内側の どのエネルギーが 怒りに変わっているのか −−− どこから その怒りがやって来たのか、湧き上がって来たのか、そのエネルギーがやって来た 内なる源 とは 一体何なのか ?
それを 自分に 問うがいい。
(06)終わり(07)ヘ 続く