saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第六章 「 (第二の質問) 」 (02)

(…あなたは 無条件に誰かを 愛したことがあるだろうか ?

あなたは 誰かを あるがままに 愛したことが あるだろうか ? )


あなたは 改善したい とは思わない
あなたは 変えたい とは思わない

あなたの受容は 全面的で完全だ

そうなったら、思いやり とは何かが わかる
あなたは その思いやりを通して 満たされ、他者も 大いに助かる


そして 憶えておきなさい
あなたの思いやりのなかに どんな打算も、どんな野心も なければ
あなたが思いやりをかけた その人は 永遠に あなたを愛する

だが 思いやりのなかに 何か 観念が あれば
あなたが 思いやりをかけた その人は けっしてあなたを許すことはできない

だから 子供たちは 自分の親を 許すことができない


あなたは精神科医精神分析医を たずねに行く

彼らの所へくる症例は すべて、親たちが あまり思いやりをかけすぎた子供たちの 症例だ
だが その思いやりは ビジネスライクだった
それは冷たく、計算されたもの だった

彼らは 子供を通して 自分の野心の幾つかを 達成したかった

愛は 無料の贈り物でなければならない

その上に 値札がついた瞬間、それはもう 愛ではない



(第二の質問) 終わり・・・第三の質問 (01)ヘ 続く