saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第11章 : 光、生命、そして愛 (29)

( もしあなたが 知のタイプならば 

垂直に 下へ進みなさい。

高み ではなく、深みへと 進むがいい −−− 根っこへと、源へと )

 

すると、あなたが 自身の知に至るとき、バクタが 自身の感情に至るとき、あなた方は 同じセンターに 至る。

だが、バクタは 上へと進み、ジニヤーニは 下へと進む。

 

そして この経文は、知を探求する者のためにある。

ウパニシャッドは、知のタイプに属するからだ。

 

ウパニシャッドは、献身者のための ものではない。

だが 私は、あなた方が それに気づけるようにと 話す。

時々、何かが あなたを とても強く 

引きつけるかもしれない。

しかし、それは あなたのタイプに 属さないものかもしれない。

その時は、だまされないこと。

引きつける ことには 何の意味もない。

引きつけられることには 何の意味もない −−− 内側で ピンとこない限り、何の意味もない。

 

あなたは 私の話に引きつけられるかもしれない。

が、それだけでは 何にもならない。

「これこそ自分のタイプに ぴったりだ。

それが私の本当の在り方だ」と、感じなければならない。

 

誰の言うことにも、耳をかさないことだ。

我々は お互いに、多くの混乱を作り出している。

自分が 何を話しているのかを 

誰も わかっていないからだ。

 

もしあなたが ハート志向の人なら 

頭の 言うことを聞いてはならない。

頭の中の 議論に耳を傾けてはならない。

議論してはいけない。

そういう時は、「私は ハート志向の人間だ。 議論などには まったく関心がない」と 言い聞かせなさい。

頭の議論に 耳を貸してはいけない。

それらは あなたを混乱させる。

ときには、それらの議論に 引きつけられることさえ あるかもしれない。

対極にあるものには、性的な魅力があるからだ。

だから、感情的な人間が 知性的な人間に 非常に影響される ということが起こる。

なぜなら 感情的な人間は 

知性的な人間の持つ 次元に欠けるからだ。

人は 自分にないものは 何であれ 重要なもののように 思いはじめる。

あなたには、知性的な人間を 説得できない。

が、彼は あなたを 説得できる。

あなたは 自分自身のために 議論はできない。

が、彼には それができる。

そこで あなたのエゴは 傷つく。

そして、あなたは 真似をしはじめる。

だとすれば、あなたは 自分のタイプを 失ったのだ。

そして、それは何生にも渡って 続き 

あなたは 自分のタイプを 取り戻せないかもしれない。

一度、一つのプロセスが 始まってしまえば 

戻ってくることは とても難しいからだ。

 

だから、誰も誤った方向へと 導かないこと。

 

 

 

(29)終わり…(30)へ 続く