saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

「究極の錬金術 1」by OSHO (第9章 18)


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『人間は神に何を捧げられるか ?』(18)

 

(…でも 明かりをつければ、闇は ない )

 

実際、闇には 時間がない。

闇は 期間的に あるだけだ。

私が「期間的にある」と 言うのは、一つ、もう一つと 積み重なっていくものではない、ということだ。

だから 闇は 厚くならない。

 

一瞬の闇の 厚みは、 一年間の闇、

一世紀の間の 闇の厚みと 同じものだ。

闇は それ以上に 厚くならない。

闇とは、一つ、もう一つと 積み重ならない。

それは 瞬間ごとに、積み重なっていくものではない。

闇は、蝋燭の灯りが 貫けないほど

厚く、重くなるものではない。

それは時間に関わらず、同じままだ。

闇は 期間的に存在するにすぎない −−− どんな厚みも重ねず、単に 期間的にあるにすぎない。

無知とは、ちょうど闇のようだ −−− 期間的なもの。

 

あなたは 何世紀、何千年にも渡って 無知の中に生きる。

が、一瞬の決意で、闇は もう 存在しない。それは ちょうど、明かりのようなものだ。

明かりが あれば、闇は 存在しない。

 

 

(18)終わり(19)ヘ 続く