『人間は神に何を捧げられるか ?』(04)
( 人間の自由とは、人間のマインドのことだ )
(…人間のマインドは 人間の自由になる。
そこで 一つのこと、理解されるべき根本的なことは
マインドは 自由であるからこそ 捧げものになる ということだ )
あなたは 自分のマインドを捧げることができる。
だが、捧げることに抵抗も できる。反対も できる。
たとえそれが 神であっても、あなたに マインドを捧げるように 強いることはできない −−− それが 人間の尊厳だ。
それが 人間としてあることの すばらしさだ。
人間は ある意味で、自由と言える 唯一の動物だ。
あなたは この自由を、
自分の 役に立つように 使うこともできれば、濫用もできる。
『 マインドが、常に “それ” ヘと向かっていること、それが捧げものだ 』
もし あなたのマインドが、絶えず継続的に “それ” に 狙いを定めていれば、自分自身を 捧げていることになる。
だが、マインドは自由だから
どこかに繋ぎ止めておくことは とても難しい。
マインドの まさに本質そのものが 自由だから、繋ぎ止めようとすると マインドは反逆し、反逆者になる。
(04)終わり(05)ヘ 続く