saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第七章 「 平安に住する者 」 (17)

(…私は 大勢の人々のために 語りかけている

たんに あなた方だけを相手に、 あなた方だけのために 語っているのではない

私は、ここには いないが この言葉が届くだろう 何百万人という人々のために語っている )

 

ときとして、あなた方にとって

事柄が むつかしすぎるとか ついてゆけないと 感じたら

辛抱することだ

耳を 傾けることだ

あなたのハートは 踊っていないかもしれない

それは ハートよりも 高いもの かもしれないし、深いものかも しれない

頭脳の 物事がある

ハートの もの事がある

彼方なる ものごとがある

これは〈彼方〉の ものだ

そして〈彼方〉は きわめて むつかしい

あなたは何か 頭脳的なものは 知っている

あなたは何か ハートのものは 知っている

だが、 彼方なるものについては 何も知らない

 

しかし、これらの言葉は たぐいまれだ

この『ダイヤモンド・スートラ』は  ダイヤモンドだ

世界文学のなかに存在する 最も価値ある ダイヤモンドだ

誰ひとり、このように語ったものは いない

誰ひとり、このように 飛翔したものは いない

だがあなたが それほど高く飛べない と感じても、自分を 閉ざしてはいけない

努力することだ

たとえ わずかでも 現在より遠くへ行けたら

たとえ わずかでも〈未知〉ヘ 向かって 踏みこめたら

それは あなたを 豊かにしてゆく

 

(  第七章「平安に住する者」) 終わり・・・第八章 既に家にいる (質疑応答) ヘ 続く