saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

「心理学を超えて」by OSHO (01)

(英語字幕のみ)
https://youtu.be/xPxSIP08iH8

質問:
自然な死とは なんですか ?


それは 意味深い質問だが、多くのものを含んでいる。
最も単純で明白なのは、人は どんな原因もなしに死ぬということだ。
彼は 単に老いて、より老いるようになる。

そして 老年から死への変化には どんな病気もない。
死は単に 老年の最終時期だーーーあなたの身体の、脳の中の あらゆるものが 機能を止める。
これが 自然な死についての 一般的な、わかりやすい意味だろう。

だが私にとって 自然な死は、はるかに深い意味を持つ。
人は 自然な死を達成するために、自然な生を 生きなければならない。
自然な死とは 自然に 何の抑制もなく、何の抑圧もなく生きた 生の頂点だーーー

まさに動物たちが 生きるように、鳥たちが 生きるように、樹々が生きるように 何の分裂もなく・・・手放しの生を、あなたの側からの どんな妨害もなく、自然が あなたを通して流れるようにさせること、まるで あなたは不在で、生が それ自体で 動いているかのように。

あなたが 生を生きている というより、生が あなたを生きている。
あなたは 二の次だ。

そのとき、その頂点は 自然な死となるだろう。
私の定義に従うなら、目覚めた人だけが 自然な死を 死ぬことができる。
そうでなければ、すべての死は 不自然だ。
それは すべての生が 不自然だからだ。

不自然な生を 生きていて、
どうやって 自然な死に 到達できるだろう ?

死は あなたの 全人生の最終的な頂点を、最高地点を 反映する。

凝縮された形で、それは あなたが生きてきた すべてになる。

だから世界で ほんのわずかな人々だけが 自然に死んできたのは、ほんのわずかな人しか 自然に生きてこなかったからだ。

私たちの 条件付けは 自然であることを 私たちに許さない。



(01)終わり・・・(02)へ 続く