saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

2022-08-22から1日間の記事一覧

第五章 「〈光明〉の味 」 (03)

(…各時代を通じて ほとんどすべての人々が この病に かかってきた 彼らは 自分たちの時代は 何か 特別なものだと考える どんな時代も 特別ではない )神は あらゆる時代に 生きている インドで、ヒンドゥー教徒たちは 言うーーー 今は誰も 光明を得ることはで…

第五章 「〈光明〉の味 」 (02)

(…それ に ついては 何も語られたことはない だから それは 教えではない 仏陀は 哲学者ではない )彼は 医者だ それは まさに 彼が 言ったことだ 「私は医者だ、哲学者ではない」哲学者とは、盲人に 色や 光について語りつづけ 彼を 混乱させ、狼狽させつづ…

第五章 「〈光明〉の味 」 (01)

6, 「それは何故か ? スブーティよ これらの菩薩たちには 自己に対する知覚 生けるものに対する知覚 魂に対する知覚 個人に対する知覚は起こらないからだ またこれらの菩薩たちは 法 (ダルマ)を知覚せず 非法(ノーダルマ)も知覚しない 彼らのなかには知覚も…

第四章 「〈彼方〉から 」 最後の質問

最後の質問 「あなたが ブッダフッドの実現について説くときはいつでも『それは過程(プロセス)ではなく、稲妻のように 一瞬、突然に起こる』と 言います。 でも、私に見える『私のなかで起こっていること』は しだいに自我(エゴ)の束縛を離れ、しだいに内な…

第四章 「〈彼方〉から 」 第七の質問 (02)

(…これらが その三つの難問だ 第一に、此岸に対して 無執着になること 第二に、その無執着が起こったとき 此岸にとどまること 第三に、此岸に とどまることが できなくなったとき・・・ ・・・なぜなら此岸にとどまることが 不可能になる瞬間が きているから…

第四章 「〈彼方〉から 」 第七の質問 (01)

第七の質問 「あなたは、私たちみんなにボーディサットヴァになってほしい と言います。 ということは、ほかの人たちが「彼岸」へ行くのを助けようという確固たる決意をしなければならない、ということですね。 だが、私には そういう決意ができるとは感じら…