saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第12章 二番目の質問 (07)


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(07)

 

 これら三つの ポイント、人に対して ではなく 自分自身に対して 欲求不満であること、人のせいにしないで 自分自身で責任を取ること。

そして、内側のことに対して 新しい不満を 感じること。それらは 助けになる。

 

一瞬の内にも、究極のゴールへの到達が 可能だ。

だが そのためには、絶対的な不満状態で いることだ。

生ぬるい不満では 駄目だ。

妥協せずに 求めることだ。

そのとき、何も あなたを止めるべきではない。

何も あなたの道を 邪魔すべきではない。

外側で何が起ころうとも、 かまっては いけない。

あなたには、そちらの方向に動くエネルギーはないからだ。

全てのエネルギーが 内側へと 動いている。

 

これら 三つのことは、あなたの役に立つ。

 

が、これらは ただの 助けだ。

中心と なるのは瞑想だ。 瞑想しなさい。

そして それらの助けがあれば、内なる光に 到達できる。

それは そこにある。

そんなに 遠くない −−− ただ、あなたに 不満がないだけの 話だ −−− ただあなたが、切望していない だけの話だ。

もしくは あなたの切望が 外の世界に散逸しているだけの ことだ。

その不満を 貯えなさい。 それを 内側へ向けるのだ。

 

矢は、あなたから外に向かって 放たれては ならない。

矢は あなたから あなた自身へ 中心へと 放たれなければ ならない。

 

だから、瞑想が 必要だ ! 

これら三つは、ただの助けだ。

瞑想なくして、これら三つは 何にもならない。

が、瞑想は これら三つがなくても できる。

それらは ただの 助けだ。

だが私が「それらがなくても瞑想できる」と 言うのを、誤解してはいけない。

「それらは必要ない」と 考えてはいけない。

九十九%の 人々には、それらの助けが 必要不可欠だ。

それらの 助けがない限り あなたは まったく瞑想など できないだろうから。

残りの 一%の人だけが、三つの助けを 必要としない −−− 

だが、それらが 根本的なことではない からではなく、瞑想自体が ハート全てをかけた努力であり、それを助けるものを、何も必要としないほどのものだからだ。

 

 

 

(07)終わり(08)へ 続く