saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第12章 二番目の質問 (06)


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(06)

( …三番目、その光に 到達するまでは、絶えず 不満足の状態で いるのだ ! 

それはまた、宗教的なマインドの最も根本の一つだ )

普通、宗教的な人は 満ち足りている人だと思う。

それは ナンセンスだ。

宗教的な人が 満ち足りているように見えるのは 

別の次元で 不満があるからだ。

彼は 満足しているように見える。

彼は みすぼらしい家に 住んでいられる。 普通の衣で 生活できる。 裸でも 暮らせる。 彼は 木の下でも 暮らせる。

彼は 満ち足りているように 見える。

が、満足しているからではない。

 

本当は、彼の不満が 別のことに向かっているために 

もう それらに 悩まされなくなったのだ。

彼は 内側の革命において、とても 不満を感じている。

内なる光への望みで 余りにも不満で、外側の事で 悩めない。

それらは、彼にとっては ただの周辺的な ことだ。

実際、それらは 彼には どうでもいい。

それは 彼が満足している というのではない −−− それらは 彼には意味がない。 どうでもいいのだ ! 

 

それらは どこか周辺で 起こっていることだ。

彼には 関心がない。

だが、彼は 深い不満の中に、強烈な不満の中に 生きている。

そして その不満だけが、あなたを 内側へと 導く。

覚えておきなさい。

あなたを 外側へと 導くのは、不満だということを。

 

もしあなたが 自分の家に 不満なら 

もっと大きな家を 作ることができる。

もしあなたが 自分の経済状況に 不満なら それを 変えることができる。

外側の旅では、不満が あなたを どんどん外へと 連れ出す。

 

内側へと あなたを導いていくのも また、その同じ 要因だ。

不満で ありなさい ! 

光に 到達するまでは、マインドを 越えるまでは、不満で いるのだ ! −−− それが 三つ目の ポイントだ。

 

 

(06)終わり(07)へ 続く