saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第11章 : 光、生命、そして愛 (21)


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(…神とは、「恩寵の法則」だ。 

その法則が 働きはじめるのだ )

 

一度 あなたが その圏内に入れば、その法則が働きはじめる。

一度 あなたが 自分自身の光になり始めれば、その法則が 働きはじめる −−− すると、あなたは 神に 引かれはじめる。

 

私は「光が生命の根本だ」と 言う。

その生命に関しては、科学でさえも同意する。

そして、科学は その地点で 終わる。

科学にとって、その向こうはない。

宗教には、その向こうが まだ存在する。

宗教は、光の向こうにさえ、存在がある と言うからだ。

 

もうひとつ、光は存在している。そして 光には 二つの性質がある −−− 光としての 性質、 そして、存在としての性質。

それでも まだ、光は 究極のものではない。

というのも、光は 二つの性質を持っているからだ −−− 

光と存在。

宗教 曰く「存在は 光なしでも あり得るが、光は 存在なしでは あり得ない」と。

 

そこで もう 一歩、宗教は「神は純粋な存在だ」と 言う。

 

だから 実際のところ、宗教家たちが「神は存在する」と言う この言葉、この一節は 過ちだ。

なぜなら、「神」と「存在する」という言葉は 同じ意味だからだ。

 

テーブルが ある、と言うのはいい。

が、神は存在する というのは良くない。

 

 

(21)終わり…(22)へ 続く