(…そのとき、光と同じ速さで、あなたは 神の中に入っていく。
その光の中に入ること、 それが最後の努力になる)
一度、純化されると、あなたは 引力を感じ始める。
そうなれば、もう自分から 光の中に入る、必要はない。
あなたは 引かれる。
その引力は 恩寵として知られている。
神に引かれること、それが恩寵だ。
恩寵とは 助けではない −−− そうではない !
それは ただの法則だ。
神は ある者に対してだけ、情け深いわけではない。
そうではない。
神は えこひいきしていない。
地球は あるものにだけ、引力を働かすわけではない。
あなたが その圏内に 入ったとき、その法則が 働きはじめる。
だから、神は 情け深いと 言ってはならない。
神は 我々に 役立ってくれる、と 言ってはいけない。
神は 慈悲深い、と 言ってはいけない。
それは 正しくない。
神とは、「恩寵の法則」だ。
その法則が 働きはじめるのだ。
(20)終わり…(21)へ 続く