saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第11章 : 光、生命、そして愛 (18)


f:id:saleem:20221225143435j:image

( そして、より多くの光があれば、全てが 明瞭に なる )

 

闇が なければ、あなたは 自分のマインドの 主人(マスター)に なる。

すると、どんな思考でも 捨て去ることができる。

あなたは 全てを 整頓し直すことができる。

 

一度、自分のマインドのマスターに なれば、その光が どこからやって来るのか、その根源が何なのか、気づくようになる。

 

太陽は そこにない。

それは 外界のものだ。

あなたは 蝋燭を持ち込んでさえ いない。

しかし、全てが 明るくなる。

どこから その光が やって来るのだろう ? 

 

まず 最初、あなたは 光が当たっている対象に 気づく。

すると、自分のマインドの いろいろなものの マスターになる。

次に、その光が どこから やって来ているのか

その根源が何なのかに、気づきはじめる。

あなたは 花が咲いているのに 気づきはじめる。

すると、どこから その光が やって来ているのかに 気づきはじめる。

すると、太陽を 知ることができる。

 

ただ 二次的な こととして、光に照らされている対象から 

光の根源へと 進んでいかねばならない。

またしても、光は 目で 捕らえられない。

あなたは再び太陽を見る。

 

まず初めに、あなたはマインドの中身を 感じはじめる。

そして、さらに もっと感じていけば 

マインドは 明瞭に なっていく。

すると、その光が どこからやって来ているのかに 気づく。

マインドの ちょうど中心が 根源だ。

そうしたら、その根源に 入ればいい ! 

そうすれば、もうマインドを 忘れてしまってもいい −−− 

あなたが マスターだ。

 

マインドに「止まれ」と言うだけで 

マインドは 止まるだろう。

それに熟達するには、 気づきが 必要だ。

決して その逆をしては いけない。

最初からマスターになって 

それから 意識的になろうと してはいけない。

それは 絶対しないこと。

それは 起こり得ない、それは不可能だ。

 

まず、意識的になりなさい。

そうすれば熟達が 訪れる。

あなたは マスターになる。

そうしたら、源へ行くがいい。

光が やって来る根源に入って行くのだ。

進みなさい !  光の中に入るのだ ! 

その光の中に入ること、それが「沐浴」だ。

あなたは マインドの マスターになった。

今や、あなたは 生そのもののマスターになった。

今や、あなたは 意識そのもののマスターになった。

一度その光の中に、光の根源の中に浸れば、自己の永遠性において 自分自身を見ることができるだろう。

その瞬間の中に あらゆる過去、あらゆる未来がある。

その瞬間が 永遠だ。

あなたは余りに純粋で、全ての時間が 

あなたの中に 集まってしまうほどだ。

純化された過去は、純化された未来を生み出す −−− 

すると、その瞬間は永遠になる。

 

 

(18)終わり…(19)へ 続く