saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第八章 「 第二の質問 」 (04)

(… なぜなら、〈存在〉の なかには、ひとつの質問 も ないからだ

〈存在〉は どんな質問もなしに 存在する

それは神秘だ

解かれるべき問題ではなく、愛されるべき神秘、生きられるべき神秘だ )

 

そしてシャイラは 言う

「あなたはたえず、早朝の光のなかの 露のような新鮮さで私を強く驚かせます。 それでも、私は めくらで、つんぼで、びっこで、あなたの輝きを 分かち与えられることから切り離されています、ほんの 一瞬を除いてーーー」

 

その「ほんの一瞬」で じゅうぶんだ

その ほんの一瞬は、希望だ

その ほんの一瞬のあいだに、私は あなたのなかへ入る

その ほんの一瞬は、ゆっくりと、だんだん大きくなってゆく

ある日 あなたは、 その ほんの一瞬が あなたを乗っ取ったのを 知る

たとえ 一瞬でも 私と あなたの間に 触れ合いがあれば

それで じゅうぶんだ、 じゅうぶんすぎるくらいだ

その小さな洞察でさえ、あなたのなかで ひとつの炎になる

その 小さな火花が

あなたの マインド全体を、 完全に、 徹底的に、 根こそぎ焼くのだ

 

 

(第二の質問)終わり・・・第三の質問 (01)ヘ 続く