「無意識との出会い」 (04)
では、それには どうしたらいいだろう ?
私は「スーフィー達は、 踊りを 動的な瞑想として使っている」と言った。
彼らは 無意識にぶつかった。
日本の 禅の僧侶達は、無意識に直面するために、不合理な問題を使った。
あなたは、解決不能の問題に取り組む −−− まったく解決できない問題に !
どんなに 一生懸命 知恵を絞ってみても その問題の質そのものからいって、解決は されない。
彼らは そうした問題を「公案」−−− 不条理な問題 −−− と言う。
たとえば、彼らは 探求者に向かって「おまえの本来の顔を見つけろ」と 言う。
本来の顔とは、あなたが生まれる前に 持っていた顔 ということだ。
あるいは、あなたが死んだ後に 持つであろう顔のことだ −−− それが 本来の顔だ。
彼らは 言う、「おまえの本来の顔が どんなふうに見えるか、 見つけて来い」と。
では、どうしたら見つけられるだろう ?
それに瞑想しなければならない。
(04)終わり(05)ヘ 続く