saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

第八章 「 第四の質問 」 (01)

 第四の質問

「バグワン、 私たちが〈家〉に帰るのを 妨げている唯一のものは、私たちが まだ〈家〉に 帰っていないのではないかという疑いではありませんか ?

そして その疑いは、まわりのみんなによって強化されているのではないでしょうか ?」

 

 

 そうだ、 ショバ

疑いが、妨げとなる唯一のものだ

自分は あるべき姿ではない という疑い、神は 自分のなかに存在できない という疑いが ーーー

 

どうやって神が 自分の内側に ありえよう ?

 

というのも、 あなたは こう教えられてきたからだ

神は、竪琴(ハープ)を弾き ハレルヤを歌う天使たちに 囲まれ

黄金の玉座に坐って、 第七天国に いる

 

神は ここには いない、はるか遠くにいる

彼は 大きく、広大で、永遠だ

彼は ああだこうだ・・・

どうやって彼が 自分の ハートのなかに いることができよう ?

 

自分が持っているのは こんなちっぽけな ハートだ

どうやって彼が 自分のハートのなかに いることができよう ?

自分は 実に醜く、 実に ひどい人間だ ーーー

 

あなたは そうやって 千と一つの仕方で たえず自分自身を 批難している

どうやって 彼が そこに在りえよう ?

 

もし神が 自分のなかに いるとしたら、いったい悪魔は どこに住んでいるのか ?

その疑い・・・

 

誰かが、神は あなたの なかにいる、と 言うとき、 あなたは それを 受けいれられない

 

あなたは これを何度も 聞いてきた

神の国は 汝らのなかに在る」という イエスの教えを ーーー

しかし、キリスト教徒でさえも、信奉者でさえも 耳を傾けない

 

エスに親しい信奉者や 直弟子たちでさえ、天界にいる神について 訊ねつづけている

そしてイエスは「神は 汝らの なかにいる」と 答えつづけている

が、 彼らは 天界にいる神について語りつづけ、こう訊ねつづけている

「私たちが みんな死んだときには、どうやって天国に住むのでしょう ?

誰が神の 右側に行くのでしょう? 」

「天国での 私たちの地位は どうなるのでしょう ?」

「だれかれの見分けは どうなるのでしょう ?」

「階級は どうなるのでしょう ? 」

 

そしてイエスは「神は 汝らの なかにいる」と 言いつづけるが、 誰も それを信じない

なぜなら、人は 自分自身を信頼することを 教えられてきていない からだ

 

 

(01)終わり・・・(02)ヘ 続く