saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

質疑応答集「七日めの朝 --- 09 」by OSHO

(…過去生 (前生)のことは あまり考えないでいなさい。
それにまた 未来のことも あまり考えないでいなさい。
現在で 充分ではないかね?)


関係が 過去から来ると考えることはない。
たしかにそれは過去から来ている!

しかし それについて考えることはない。
そんなことをしたら ますます複雑になるばかりだ。
ものごとは 簡単であればそのほうがいい。

たしかに それはつづいているーーー
過去生から ずっとものごとは 連続性をもってつづいている。
私は その事実を否定しはしない。
だが、そのことで 重荷を背負うことはない。
それは 未来にもずっとつづいていくだろう。
が、それについて 考えてはならないよ。

この現在が すでに、解決するには 手に余るほどなのだから------


菓子をむしゃむしゃ食べて 言うがいい。
“ この ” 菓子は じつにうまい! とね。

過去のことも 未来のことも考えないでいなさい。
過去も未来も それぞれ “ 自分で自分の面倒を見る ” だろう。

連続しないものなど 何ひとつない。

あなたがたは過去、関係をもっていた。
愛し、また憎悪した。

友情を築きあげ、また敵もつくった。
それは ずっと連続するーーー
あなたが 気がついているもの いないものを含めて
それは 常に そこに在るーーー

しかし
もしあなたが それに “ついて” あれこれ考えはじめてしまったら、あなたは 現在の瞬間を 取り逃がすことになる。

だから
過去というものなど無いと 思いなさい。
未来というものなど無いと 思いなさい。
この瞬間が、あなたに与えられているすべてなのだ。

この瞬間しかないかのように 考えをめぐらすがいい。
この瞬間が すべてであるようにふるまって
いかにしたら 自分のエネルギーを愛情ゆたかな現象に
この瞬間、変容できるか 考えをめぐらすがいい。



人々は私の許に来て こんなことを訊く。
自分の過去生について知りたいのですが------

たしかに過去生はあったが、それは 今では的はずれだ。
なぜ そんなことを訊く?
過去について いったい何をしようというのかね?
今では何もできることはない!

過去は過去であって 取り消すことなど できはしない。
あなたには もう過去を変えることはできないし
戻ることもできない。

だからこそ大自然は、賢くも あなたがたに過去生を 思い出すことをゆるさないのだ。



質疑応答集「七日めの朝 --- 10」by OSHO へ 続く---