saleemのブログ

「 先ず一歩 内なる旅に 友は無し 」Zen柳

「Intuition」はしごの三本の横木 ⑪ OSHO

(…あなたは それを抑圧し続けなければならないのだ。
なぜならば、それは 何回も何回も浮上してくるからだ。)

それはボールが跳ねるようなものだ。
あなたが ボールを投げれば、それは あなたのもとに跳ね返ってくる。
あなたが それに大きな力をかけて 打ち付ければ打ち付けるほど、それは もっと大きな力で あなたの方へ返ってくる。

本能の場合も 同じことだ。
あなたが 本能を押さえつけるとき、あなたが大きなエネルギーを 使えば使うほど、それは あなたに より大きなエネルギーを返してよこす。

それらは どこからそのエネルギーを得るのだろう?

それは あなたのエネルギーなのだ。
しかし、あなたが 無意識から 完全に自由になり、囚われなくなると、それは きれいになり、沈黙する。
その時、あなたは あなたの全エネルギーを使えるようになる。

 エネルギーには 基本的な原則がある。
それは 静止することができない。
それは 動かなければならない。
動くこと、それが そのものの性格だ。

あなたがどこかに しまい込んだら、そこに じっとしているものではない。
いや、それは動かなければならないーーそれが いのちだ。
そこでそれが 下方へ動く理由がなければ、それは もう一つの方向へ動くしかないーー上方へだ。
そこしか動く場所はない。

それは あなたの超意識をつつき始める。
そして、超意識をつつくことは とても気持ちが良く楽しい、大きな喜びなので、あなたの 性的なオルガスムでさえ、色あせてしまう。

あなたには 想像もできないだろう、なぜならば、それは 量的な違いではないからだ、
たとえば私が「1万倍も大きい喜びだ」などと 表現できるものではない。

その違いは、質的なものだ。
だから、それを 想像する方法がない。
それを性的なオルガスムと どうやって比較できるだろうか?
しかし、あなたの生の中では 何かより高いものがあるということを示唆する唯一のものだ。

 あなたのエネルギーが あなたの上部世界、あなたが いままで、そんな世界があるとは 気づきもしなかった世界、そこと接触し始めると、あなたは 常に喜びのシャワーをあびるようになる。


Pp. 47-48
「Intuition」 OSHO

訳者/山川紘矢+山川亜希子

発行/株式会社KADOKAWA