質問…「OSHO, いつかあなたは『生は相関関係にある---すべてが関わり合っている』とおっしゃいました…」09

(…それが あなたの考えになれば、何もできない--- が、それは、あなたがもう完成しているからではなく、その 考えゆえに何もできない ということだ。)


もしあなたが「もう自分は出来上がっているのだから、何もできない。
あらゆることが 私のマインドに収まっているのに、何ができるというのか?
だから今は、この捕らわれの状態の中に いなければならない。
それが 私の人生だ」というなら、もし人が そう考えるなら、まさにその考え方が 障害(バリアー)になる。

あなたが そう思わなければ、障害など何もない。



西洋心理学は、西洋人のマインドを とても無責任にした。

西洋の若者たちの反抗、また他の反逆者、他の破壊的運動、それらは実際、最近の五十年の 西洋心理学が生み出した。

そのことに関しては、マルクスよりもフロイトの方に より大きな責任がある。


フロイトは「七才の時点で、あなたは すでに出来上がっている。
あなたの両親の責任だ。
あなたの責任ではない。
だから、あなたが どんなことをしようと--- たとえば、あなたが犯罪者であるとして、あなたが殺人者であるとして--- あなたには どうすることもできない。
あなたは そうなるより他なかった。
でも、死んでしまった あなたの両親には、あなたを変えることはできない。
死んでしまった両親にも、また責任はない。
というのも、彼らの また親たちのせいで そうなったのだから」と言った。

究極的にフロイトは、キリスト教が 以前至った結論と、同じ結論に至った。

      • アダムが 罪を犯した。

我々には 責任がない。

彼の責任だ--- アダム、最初の父親
アダムのせいで、全てが 決まってしまった。

それから後、我々は罪の中に 生まれ、罪の中に 死ななければならない。


もしあなたが フロイトについていくなら、同じ結論に至る。
もし 親たちのせいだ とすれば、究極的には アダムとイブのせいになる。

が しかし、今更どうやって アダムとイブを 変える?

それは 不可能だ。



何であれ、在るものは在る--- 在り続ける。
が、それは、受容ではない。

それは 敗北主義だ。

それは 人間として 尊厳を失うことだ!

もしあなたが 何もできなければ、もし自分を 変えられなければ、あなたは 人間としての尊厳を全て失った ということだ。

それは あなたが ただのロボット、機械になったということだ。

あなたは 決められた軌道を走る。
親たちが あなたのぜんまいを巻いたがゆえに、あなたは その軌道を走り、やがて死ぬ。

その間、もしチャンスが あれば、あなたは 別の人のぜんまいを巻く。

あなたは それを繰り返す。

それは、人間としての尊厳を 最も失墜させる。



人間は、自分を 変えられる。
その可能性は 常にあなたにある。

その考え方、「私には 自分を変えられる」という まさにその考え方を 持つことで、変容が始まる。

変革が 始まったのだ。


最後に
「宗教的な人間は、社会のパターンそのものに根本的な変革をもたらすことを求めるべきだ という姿勢は、必要でしょうか?」と あなたは聞く。


宗教的な人間は、その人自身の存在が、社会のパターンの中で 根本的な変革だ--- 宗教的な人間がだ。

彼は、社会に どんな根本的な変革も もたらさない--- 彼が 根本的な変革なのだ!


…Q&A おわり


「究極の錬金術 Ⅱ 」古代の奥義書 ウパニシャッドを語る  by OSHO,

(翻訳者) スワミ・ボーディ・イシュワラ
(発行所) 市民出版社